展示写真をめぐる日中のやりとりとは? わかりやすく解説

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展示写真をめぐる日中のやりとり(2007年のリニューアル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 03:15 UTC 版)

侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の記事における「展示写真をめぐる日中のやりとり(2007年のリニューアル)」の解説

2007年12月再オープン時に日本の研究者らが南京事件無関係であると指摘していた「連行され慰安婦たち」「置き去りにされ泣く赤ん坊」など3枚写真について紀念館から撤去されていたことが確認された。 2008年1月16日30万人という犠牲者数多数表記するなど旧日本軍の「非人道性」を強調しているとして、上海日本総領事館総領事日本政府の「問題意識」として「事実関係疑義がある展示がある」と南京市幹部らに見直し求め申し入れ行った。しかし成山館長は「配慮すべきところは配慮し良いものができたと思う」と答えそのままの状態で公開する至っている。 2008年12月17日に、『産経新聞』は3枚写真記念館から撤去されたと報道した写真アイリス・チャン著書ザ・レイプ・オブ・南京』や本多勝一の『中国日本軍』等でも日本残虐行為として紹介されるなど、国内外誤用されてきたとしている。 翌18日に同新聞は「日本の外務省は同紀念館が南京事件から70年にあたる昨年12月再オープンして以降、この3枚を含む複数写真について史実反すると日本学問状況非公式に中国伝えていた。3枚問題写真撤去は、こうした外交努力成果といえる」と主張した。 この18日報道に対して紀念館側は19日に「再オープンして以降1枚写真入れ替え行っていない。産経新聞に対して強く抗議を表す」と主張したまた、成山紀念館館長も「3枚戦争の背景紹介する写真として使用したことはあるが、南京大虐殺そのもの展示使ったことはない。置き去りにされて泣く赤ん坊写真上海南駅撮影されたもので、展示会上海殺戮行為日本軍南京に向かう」で使ったことはある。その3写真そのものは、いずれも歴史事実符合するものだ。また、新館にこれら3枚写真陳列したことはそもそもなく、オープンか1年経って1枚写真入れ替えておらず、日本外務省からの通知理由写真撤去したような事実全くない」などと反論したまた、問題写真について日中異なる見解があることを認めた

※この「展示写真をめぐる日中のやりとり(2007年のリニューアル)」の解説は、「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の解説の一部です。
「展示写真をめぐる日中のやりとり(2007年のリニューアル)」を含む「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の記事については、「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の概要を参照ください。

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