小狐座とは? わかりやすく解説

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こぎつね‐ざ【小×狐座】

読み方:こぎつねざ

北天の小星座白鳥座の南にあり、9月下旬午後8時ごろ南中する学名 (ラテン)Vulpecula

小狐座の画像

こぎつね座

分類:星座/神話


名称:こぎつね座(小狐座)
学名:Vulpecula
小分類:北半球
構成する主な星雲星団恒星:M27(NGC6853あれい星雲=惑星状星雲)
神話主な登場人物:-
日本観測できる時期:6月12月の約7カ月
見ごろ季節:夏(20時正中は9月中旬)

はくちょう座のすぐ南にある星座で、がちょうくわえた表しているとされます17世紀作られ星座で、ポーランド天文学者ヘヴェリウスによって命名されました。しかし、星座をつくる星々暗く分かりにくい形をしているので、見分けるのは難しでしょう。しかし、望遠鏡で見ると、鉄あれいの形をしたきれいな惑星状星雲あれい星雲」を見ることができますすばらし見物なので、一度見てみたい星雲です。

1.見つけ方ポイント
夏の夜天頂に輝く、はくちょう座のすぐ南にある星座です。はくちょう座くちばし先端にある、アルビレオ(ベータ星)のすぐ南から、はくちょうの右の翼のそばまで、3つの星が間隔をおいて並んでいるのが、こぎつね座です。暗く目立つ星もないので、見つけるのは難しでしょう

2.神話内容について
がちょうくわえたとされていますが、神話伝説には関係ありません。17世紀ポーランド学者、ヨハンネス・ヘヴェリウスによって命名されたものです。

3.同じ時期見え星座について
はくちょう座1等星デネブわし座アルタイルこと座のべガがつくる「夏の大三角」の中にある星座です。夏には天頂近く上るので、夏の代表的な星座とともに見ることができます。北には、はくちょう座こと座ヘルクレス座、南にはわし座や座いるか座、東にはペガスス座などがあります

4.主要都市での観測について
夏の夜に昇ってくる星座で、日本全国星座全体地平線の上に姿を現します。しかし暗い星が多いので形を探すのは難しいかもしれません。

参考文献:「星座クラブ沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑藤井旭著(成美堂出版)、「星座夜空四季小学館学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)


小狐座

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 23:57 UTC 版)

固有名詞

こぎつね こぎつねざ

  1. 北天星座一つにちなむ。構成する主な星にアンサーがある。

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