尋常高等小学校時代とは? わかりやすく解説

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尋常高等小学校時代(1915-1930)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/03 13:57 UTC 版)

熱海市立図書館」の記事における「尋常高等小学校時代(1915-1930)」の解説

熱海多く文学人愛された町である。徳富蘇峰坪内逍遥谷崎潤一郎永井荷風広津和郎志賀直哉吉川英治佐佐木信綱などは居を構えたことがあり、太宰治川端康成舟橋聖一三島由紀夫なども滞在経験がある。 なかでも文学評論家坪内逍遥は、東京開成学校(現・東京大学在学中1879年明治12年)、長兄湯治同行して初め熱海訪れた1886年には妻センとの新婚旅行でも熱海訪れると、その後冬季にしばしば熱海訪れて露木旅館常宿とするようになった1912年大正元年)には糸川沿いに別荘構え1920年大正9年)からは水口町双柿舎暮らした死去するまで計23年間も熱海関わり持ち熱海町歌を作詞している。逍遥熱海市内の海蔵寺埋葬されており、現在では双柿舎一般公開されている。逍遥町民温泉客が閲覧できるよう、自身蔵書本町温泉療養所「噏滊舘」(きゅうきかん)内に置いた熱海町大正天皇御大典記念事業として図書館設立決定1915年大正4年11月10日田原町(現・春日町)にある熱海尋常高等小学校正面玄関2階貴賓室町立熱海図書館開館した立案者斉藤要八が逍遥協力要請すると、逍遥図書館蔵書中心として約3,600冊を寄贈した。その他有志による寄贈図書購入した図書合わせて開館時蔵書数は5,657冊だった。 逍遥図書館使用できる大火鉢を提供した上に、図書台帳作成寄贈書への寄贈者名の捺印閲覧貸出規則作成番号分類蔵書印による図書管理など、図書館運営助言なども行った。後には佐佐木信綱徳富蘇峰谷崎潤一郎吉川英治志賀直哉などの文化人熱海図書館図書寄贈している。なお、熱海町御大典記念事業として図書館設置以外にヒノキスギ戦役記念造林をおこなっている。 静岡県初め設置され図書館は、1888年明治21年10月駿東郡沼津町(現・沼津市)沼津尋常小学校内に開館した沼津文庫である。1915年には3月君沢郡三島町(現・三島市)で、11月熱海町田方郡伊東町(現・伊東市)で図書館開館している。

※この「尋常高等小学校時代(1915-1930)」の解説は、「熱海市立図書館」の解説の一部です。
「尋常高等小学校時代(1915-1930)」を含む「熱海市立図書館」の記事については、「熱海市立図書館」の概要を参照ください。

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