新町時代(1983-1997)
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「近江八幡市立図書館」の記事における「新町時代(1983-1997)」の解説
1978年(昭和53年)には滋賀県における戦後初の図書館として守山市立図書館が設置され、1970年代末には野洲町立図書館と今津町立図書館も開館した。1980年(昭和55年)3月には滋賀県図書館振興対策委員会が「図書館振興に関する提言」を行い、この提言に基づく補助試作で図書館の設立が活発化した。1981年(昭和56年)には大津市立図書館が、その後長浜市立図書館、草津市立図書館が設立された。 1983年(昭和58年)3月24日には図書館が入っている「伴庄右衛門家」が近江八幡市の文化財に指定されている。同年4月1日には近江八幡市が市立図書館設置に関する条例を制定・施行し、近江八幡図書館は近江八幡市立図書館に改称した。滋賀県の7市中6番目の市立図書館である。1985年(昭和60年)には八日市市立図書館が開館しており、滋賀県の市における図書館設置率は100%(7市中7市)となっている。移転準備のために新町時代の建物は1997年(平成9年)3月末で閉館となったが、町立・私立・教育会立・市立の図書館として計62年間も使用された。
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新町時代
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八幡商人(近江商人)の初代伴庄右衛門は寛永年間(1624年-1645年)に江戸・日本橋に扇屋を構え、麻布・畳表・蚊帳の商売で財を成した。五代目伴庄右衛門(伴蒿蹊)は大坂・淡路2丁目にも店を構え、本居宣長、上田秋成、与謝蕪村らと交友のある国学者でもあった。「伴庄右衛門家」は七代目伴庄右衛門(伴能尹)が文政10年(1827年)より天保11年(1840年)に建設した本家であり、当時としては珍しい切妻造の日本家屋である。 明治時代には「伴庄右衛門家」が八幡町に譲渡され、八幡尋常高等小学校・八幡町役場・八幡高等女学校として使用された。1935年に町立八幡図書館として開館してから、私立の近江兄弟社図書館を経て1997年に閉館するまで、「伴庄右衛門家」は62年間も図書館として使用された。1998年秋以降には八幡尋常高等小学校時代の姿への復元が計画され、屋根瓦のふき替え、鐘楼の設置、壁の塗り直しなどが6年がかりで行われた。
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