大山祗神社本殿(宝殿)
宝殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/04 21:48 UTC 版)
宝殿(ほうでん)は、兵庫県の加古川市と高砂市にまたがる地域である。
概要
「宝殿」という地域名は加古川市においても高砂市においても大字としては採用されておらず、その指し示す範囲は一様ではないが、「石の宝殿」と呼ばれる生石神社の氏子地域(生石神社#氏子一覧を参照)およびその周辺地域を指すのが一般的であり、これはJR宝殿駅の徒歩圏内ともおおむね一致する[1][2][3][4][5]。
北は一部氏子地域を含む加古川市東神吉町・西神吉町を挟んで志方町、南は明姫幹線を挟んで高砂市荒井地区、東は加古川を挟んで加古川市街地、西は法華山谷川で高砂市阿弥陀町に接する。
加古川バイパス・国道2号・兵庫県道43号高砂北条線(北条街道)が通り、地域内にJR神戸線の宝殿駅と加古川バイパスの加古川西ランプがある。宝殿駅が神戸・大阪方面へのアクセスの良さから住宅街として好まれ、店舗も多い[3]。
脚注
- ^ 生石神社高砂市観光交流ビューロー
- ^ 石の宝殿
- ^ a b ローズビレッジ宝殿駅前レジデンスヤング開発 - 宝殿駅から生石神社へ向かう道すがらに在する。
- ^ 生石神社周辺ガイド(石の宝殿と宝殿山を歩く)高砂歴史ガイドクラブ
- ^ 兵庫高砂の奇石「石の宝殿」生石神社の参拝方法とお土産紹介トラベルコ
関連項目
宝殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)
本宮・秋宮・春宮には、本殿がない代わりに2つの宝殿がある。宝殿の一方には神輿が納められ、寅と申の年の御柱祭で御柱建て替えと同時にもう一方へ遷座し、古い宝殿は建て替えられる。すなわち1つの宝殿は12年ごとに建て替えられ、神明造に似た古い様式を現在に伝えている。寅年から申年の間、神輿は向かって右の宝殿に納められる(申年から翌寅年は逆)。神輿の納められる宝殿は「神殿」と呼ばれて祭祀が行われ、もう一方は「権殿」と呼ばれる。このように宝殿は一般の本殿にあたると解され、神社に本殿が設けられる過渡期の状態と考えられている。 建て替えられ役目を終えた宝殿は近傍の摂社、末社、分社などの社屋、補修用材として再利用される。平成18年7月豪雨で土石流災害により流出した岡谷市の舩魂神社は上社本宮の宝殿を移築して平成21年に再建された。 そのほか、宝殿を含め社殿は華美な装飾・塗装はなされず、全て素木造である。
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