客神

デジタル大辞泉

きゃく‐じん【客神】

読み方：きゃくじん

「まろうどがみ（客神）」に同じ。

まろうど‐がみ〔まらうど‐〕【^▽客神／^▽客^▽人神】

読み方：まろうどがみ

他の地域から来訪し、その土地で信仰されるようになった神。きゃくじん。

歴史民俗用語辞典

客神

読み方：マロウドガミ（ｍａｒｏｕｄｏｇａｍｉ）

（１）異国から渡来した神。
（２）神社の一隅に従属的な神として祀られている神。

世界宗教用語大事典

きゃくじん 【客神】

①外国から渡来した神。蕃神。②本位の神に対して客位の神。まろうどのかみ。新たに他所から迎えられたもの、もと地主神だったが新祀の神に本位を譲ったものなどある。客神社。③流人や旅人の死者の霊を土地の人が小祠に祀ったもの。

ウィキペディア

まれびと

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/19 05:12 UTC 版)

まれびと、マレビト（稀人・客人）は、時を定めて他界から来訪する霊的もしくは神の本質的存在を定義する折口学の用語。折口信夫の思想体系を考える上でもっとも重要な鍵概念の一つであり、日本人の信仰・他界観念を探るための手がかりとして民俗学上重視される。まろうどとも。