実業団2年目
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2015年5月、旭化成陸上部の本拠地である宮崎県延岡市で開催される記録会・ゴールデンゲームズinのべおかでは5000mD組に出場し、組トップでゴール。13分44秒64という記録をマークし、それまでの自己ベストを30秒以上更新。翌月開催の第99回日本陸上競技選手権の参加標準記録を突破し、この年4月に入社した村山謙太・村山紘太兄弟(それぞれこの大会10000m・5000mで同年8月開催の世界陸上参加標準記録を突破)らととも旭化成陸上部の地元延岡を盛り上げた。 2015年9月、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会では、ジュニア種目に出場可能な年齢ながら、一般男子5000mに出場。13分45秒79という記録で走り、日本人全選手中2番目の高成績となる7位入賞を果たした。また、日本人1位となった富士通の中村匠吾とはわずか0.21秒差の記録であった。 2015年の九州実業団毎日駅伝では前年実業団混成チームとして出走した1区に旭化成チームとして出走。序盤から主導権を握り2位以下を寄せ付けない圧巻の走りで区間賞を獲得。茂木の快走で流れをつかんだ旭化成はその後ゴールまで全区間で1度も先頭を譲ることなく3年ぶりの優勝を果たした。 2015年11月の熊本甲佐10マイル公認ロードレース大会では、ゴール直前まで旭化成の同僚である村山謙太と優勝を争い、共に日本歴代9位タイとなる46分08秒という記録でゴール。秒差はなかったが最終的に村山との競り合いに勝ち優勝を果たした。この年の8月に開催された世界陸上北京の10000m日本代表である村山、マラソン日本代表であるトヨタ自動車九州の今井正人らを抑えての優勝であった。 2016年元日のニューイヤー駅伝では前年と同じく5区を担当。4区村山謙太から10位でタスキを受け取ると2人を抜き、入賞ラインの8位まで順位を上げて6区丸山文裕にタスキをつないだ。(区間5位) 2016年1月、全国都道府県対抗駅伝では故郷である東京都チームの7区を担当。チームが優勝争いに絡むことはなかったが茂木は11人抜きの好走を見せ、旭化成の同僚でもある10000m日本記録保持者の村山紘太(宮城県)、同駅伝で全選手中最多5度の区間賞獲得経験を持つ佐藤悠基(静岡県)をはじめとする有力選手を抑え区間賞を獲得。その活躍から優秀選手賞も受賞した。 2016年2月の香川丸亀国際ハーフマラソンでは1時間00分54秒という日本歴代6位(当時)の好記録で日本人トップの3位入賞を果たした。また、翌月開催の世界ハーフマラソン選手権大会日本代表に内定した。
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