学校怪談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 09:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動学校怪談(がっこうかいだん)
- 学校怪談 (北川久・上野すばるの漫画) - 『るんるん』に連載された北川久原作・上野すばる作画のホラー漫画作品。
- 学校怪談 (高橋葉介の漫画) - 高橋葉介のホラー漫画作品。
関連項目
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学校怪談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 20:29 UTC 版)
『学校怪談』。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)に1995年-2000年の間連載された少年漫画。〈夢幻外伝篇〉に登場した魔実也がゲスト・キャラクターとして登場する。魔実也の登場は連載時の時間軸で毎年お盆の時期に限られていたが、主人公の窮地を救う重要な人物として描かれ、単行本に書き下ろされたエピローグ「最終話+1」にも登場している。他にセルフ・パロディ的に〈怪奇篇〉や〈夢幻外伝篇〉からカットの構図を引用したコマもある。 本編での魔実也は主人公の1人「九段九鬼子」の先祖であり(2者の血縁関係については「ご先祖さま」という以上の情報は明示せずにぼかして表現されている)、舞台が現代で既に魔実也は死亡しているという設定のため、一種の死霊として登場する。〈夢幻外伝篇〉同様の青年の姿をしているが、精神的には当時より歳を重ねているため言行がやや異なる。特に一人称が「僕」から「俺」 / 「おれ」に変わっているのが特徴。他にも「最近の若い者は」とこぼしたり中学生を「お嬢ちゃん」呼ばわりしたりと、青年らしからぬ言動が多い。子孫の九鬼子に愛情あらわな甘い顔を見せるのも特徴。 他に関連キャラクターとして、本作オリジナルの夢幻家の血筋のキャラクターが数名、また〈夢幻外伝篇〉に登場した悪役「溝呂木紅造」と同姓のコミカルな魔人「溝呂木」(ミゾロギ)が登場する(関連は不明)。作品全体としては夢幻紳士シリーズとの関連性は薄いが、作者は九鬼子を魔実也の「女性バージョン」という意識で描いていたと発言している。また、本作の中で夢幻家は代々女系であり魔実也は傍流にあたるという新設定が与えられている。 単行本 少年チャンピオンコミックス 連載中に刊行されたコミックス。秋田書店刊。全15巻のうち、魔実也が登場するものは4巻である。学校怪談 (8)(1998年1月発行)ISBN 4-253-05381-5「[特別編]夜の声/黒い天使」を収録。 学校怪談 (11)(1999年2月発行)ISBN 4-253-05388-2「九段先生を捜せ」を収録。 学校怪談 (13)(1999年11月発行)ISBN 4-253-05396-3「ホテル・くだん(前編)」「ホテル・くだん(後編)」を収録。 学校怪談 (15)(2000年7月発行)ISBN 4-253-05432-3「最終話+1」を収録。 秋田文庫 文庫版。秋田書店刊。全8巻のうち、魔実也が登場するものは4巻である。学校怪談 (4)(2007年1月発行・整理番号55-4)ISBN 978-4-253-17785-6「[特別編]夜の声/黒い天使」を収録。 学校怪談 (6)(2007年7月発行・整理番号55-6)ISBN 978-4-253-17787-0「九段先生を捜せ」を収録。 学校怪談 (7)(2007年10月発行・整理番号55-7)ISBN 978-4-253-17788-7「ホテル・くだん(前編)」「ホテル・くだん(後編)」を収録。 学校怪談 (8)(2008年1月発行・整理番号55-8)ISBN 978-4-253-17789-4「最終話+1」を収録。
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