太転依
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 15:25 UTC 版)
「タユタマ -Kiss on my Deity-」の記事における「太転依」の解説
綺久羅美守毘売(きくらみかみのひめ) 声 - 松永雪希 / 永見はるか 遺跡に宿っていた太転依。四足の獣を統べる最強の太転依で、その力で「三強」と呼ばれる太転依たちを従えていた。裕理たちに自らの化生であるましろを託し、消えていった。 応龍(おうりゅう) 声 - 空野太陽 / 岸尾だいすけ 綺久羅美守毘売によって封印されていた「三強」の一角。鱗持つ水棲の生物を統べる。「三強」の中では最も凶暴で力が強く、本作では確実に悪役な立ち位置にいる。綺久羅美守毘売が目指す「人と太転依の共存」に対し最も苛烈に反対している。 名前の通り、本来は竜の姿だが、人間の姿に化けることができる。その時の姿は白いスーツを着た銀髪の目つきが鋭い男。裕理とましろの関係に嫉妬するアメリの心に付け込み、策を巡らす。 事件が解決した後はアメリの家の庭の池に住み着き、アメリから「ヨリトモ」の名を与えられる(アニメ版では、その設定はなく、その後は不明)。 共存に反対するのは過去の経験上難しいと考えているからで特に人間を嫌っているからという理由ではない。アメリのことを気に入っているのも本当で、事件解決後は何だかんだ文句を言いながらもアメリの言うことには逆らわなくなる。 なお、「ぴゅあ・まい・は〜と(後述)」では本編のシリアスさは消え、覗きをしたほかの男性キャラの制裁の巻き添えを喰らったり、缶けりでの理不尽な扱いに泣き出しそうになるなど、本編とのギャップが最も大きいキャラクターとして描かれている(あろうことか加害者は大抵、本編でも因縁のあるアメリである)。 鵺(ぬえ) 声 - 水鏡 / 中川里江 綺久羅美守毘売によって封印されていた「三強」の一角。節足の虫たちや甲殻類を統べる。直接的な戦闘力は低いが「三強」の中では最も狡賢く、特に幻術の類を得意とする。鵺といっても所謂妖怪の鵺のことではなく、半透明の軟体動物のような身体に触角の生えた仮面のような顔の奇怪な姿をしており、「正体不明の生物」を指す語として「鵺」が当てられている。 触手でましろを締め上げた。 実は普段見せている姿は幻術によって作り出したものであり、本来の姿は黒い着物を着た幼女。「〜じゃ」と平安貴族のような口調で喋るが、見た目どおりの精神年齢であり、彼女の騒動も単なる好奇心が動機となっていた。 ましろ達との戦いの後、一行に協力するようになる。特に美冬と仲が良いが、同時に教育係のような立場の彼女を恐れてもいる。逆に上記のような精神年齢のこともあり、幼女の姿のましろとはよく喧嘩をする。パソコン関連に強い。煎餅が好き。 Xbox 360版ではヒロインに昇格。 50年後となる『タユタマ2 -After Stories-』では矢古民町で行われる「人太祭」でローカルアイドルを売り出す企画のプロデューサーをしている。 鳳凰(ほうおう) 声 - ? / 市来光弘(ホウ)、あおきさやか(オウ) 綺久羅美守毘売によって封印されていた「三強」の一角。翼持つ空の者を統べる。雄の「鳳」と雌の「凰」、二体で一組の太転依であり、仲の良い夫婦らしい。それ故、夫婦円満の象徴ともされている。 前者は青、後者は赤の巨大な鳥の姿だが、力を失うと不細工な雛の姿になる。また人間の言葉を話す事はできない。 ホウは、無類の雌(女)好きで、オウは、ヤキモチ焼きで、嫉妬深い。その事で、夫婦喧嘩となり、ゆみなを巻き込んで大騒動を巻き起こす。夫婦喧嘩が解決した後、ゆみなに懐くようになる。ゆみなの頭の上に乗っている間は密着状態となり、ゆみな自身が鳳凰を抜く事は出来ない。
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