天晴神社(てんせいじんじゃ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:39 UTC 版)
「かみさま日和」の記事における「天晴神社(てんせいじんじゃ)」の解説
丘の上にある史美華が働くことになった就職先の神社。従業員は神主と宮大工を含んでたったの5名のみ。そこで勤めている者たちの大半はキャラの濃い者ばかりである。元は寂れた場所であったが、神主の矢部によって立て直されている。約1100年前の平安時代から健在している。 モデルとなったのは北九州市の八幡東区にある神社、天疫神社である。 矢部カツミ(やべ カツミ) 先代である父親の跡を継いだ天晴神社の神主。5月5日生まれの32歳。アゴ髭に眼鏡がチャームポイント。喫茶店で昼食を取っていた最中に会社が倒産して失職した史美華を引き取って神社の巫女として雇う。不器用で意地っ張りな性格ではあるが、帰る場所の無い史美華を自分の自宅に居候させるなど、思いやりな一面も持っている。ペットに亀の「もっきゅん」を飼っている。端午の節句に生まれたため、行事に忙しい親から誕生日を祝ってもらった経験が無く、その日が来る度に捻くれている。 林田(はやしだ) 天晴神社で働いている巫女仲間の一人で巫女長。巫女舞のセンスはゼロ。22歳。愛称はリンダ。史美華とは上下関係なく、友達感覚で向き合っている。卒業後、何もすることがなく途方にくれていた際に宮大工の天条に一目惚れし、働いている神社を突き止め巫女となった。彼に手作り弁当を差し入れしている点から料理も上手と思われる。男勝りな一面もある。トカゲが苦手。中学時代は漫研出身で絵が上手い。 水無月シノ(みなづき シノ) 天晴神社で働いている巫女仲間の一人。17歳で高校2年生と、巫女の中では最年少。学校でもファンは多数存在するほど。常に冷静で人前で笑顔を見せる一面は少ない。一人でいる時やクラスメートと接する際以外は誰に対しても(のぞみのような小学生や仕事上後輩にあたる史美華にさえ)敬語を使っている。巫女舞ができるほどの腕の持ち主であるが、大勢の前だと緊張して固まってしまう。1年前、巫女舞で失敗したことで大恥をかき、それ以来トラウマとなっている。 天条(てんじょう) 天晴神社の宮大工で矢部とは幼なじみ。呑気な性格。大工の傍ら、着ぐるみの制作も得意。彫刻家の祖父の意志を受け継ぎ、22話では大嵐によって一度大破してしまった石像、『天晴宮払神子(てんせいぐうつゆはらいのみこ)』を25年ぶりに豊作祭りで復活させた。
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