大阪府私立学校審議会の審査を巡る経緯とは? わかりやすく解説

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大阪府私立学校審議会の審査を巡る経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)

森友学園問題」の記事における「大阪府私立学校審議会の審査を巡る経緯」の解説

学園側は2011年幼稚園しか設置していない学校法人でも小学校開設借入金充てることを容認するなどの内容私立小学校設置認可基準緩和を府に要望し、府は2012年4月基準緩和した森友学園以外から同様の要望はなく、基準緩和後の小学校認可申請2017年時点で森友学園の1件のであった当時大阪府教育の規制緩和進めており、私学課は「同様の要件設けている都道府県がほとんどなく、合理的でないと判断した」と説明した2014年10月学園小学校開設認可大阪府申請12月大阪府私立学校審議会定例会学園小学校開設議論されたが、校舎建設などのために積み立てる基金が無いなど、財務状況などの問題点の指摘が相次ぎ継続審議となった2015年1月27日臨時会でも、入学者確保できるのか」「こんな絵空事うまくいくとは思えない」などの疑問委員から相次ぎ、「収支上、ウルトラC上のすごい実態になる。不正の可能性はないと仰せられるでしょうか?」との質問対し、府の担当者は「(学園側からの)財務諸表添付されている公認会計士からの書面確認し適正なものと判断している」と答え寄付金受け入れ状況入学者確保教育内容などを追加報告することを条件とした「条件付き認可適当」の答申出した審査は府の基準認めていない借地利用した校舎建設前提進められ学園側は土地購入前提近畿財務局借地契約を結ぶと説明し私学課は将来的土地学園所有になると判断していた。問題発覚を受け、学園側が基準緩和要望し時の大阪府知事であった橋下徹は、2017年3月ツイッター更新し、「認可判断ミスがあるとすれば私学新規参入規制緩和実施後審査体制見直さなかった僕にある」「規制緩和審査体制強化ワンセットでやらなければなりませんでした。ここは僕の失態」と述べ手続き不備に言及した2017年4月に府は審査問題はないとする検証結果公表し上司判断を仰がなかったとして当時私学課長厳重注意処分とした。 問題発覚した後の2017年3月3日には、大阪維新の会中川隆弘大府議豊中市選出)が、2014年12月の府の認可保留後、松浦正人山口県防府市長の仲介で籠池夫妻面会し小学校設置認可について働きかけ受けたことを明らかにした。また、籠池は2013年には鴻池元秘書であった自民党黒川兵庫県を介して鴻池神戸事務所訪れ国有地確保に向け頻繁に陳情繰り返したほか、2014年11月には豊中市選出の元自民党府議通じて浅利敬一郎豊中市長と面会するなど、開校実現向けて地方議員らへ接触繰り返していた。

※この「大阪府私立学校審議会の審査を巡る経緯」の解説は、「森友学園問題」の解説の一部です。
「大阪府私立学校審議会の審査を巡る経緯」を含む「森友学園問題」の記事については、「森友学園問題」の概要を参照ください。

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