外国語放送局として
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「InterFM897」の記事における「外国語放送局として」の解説
外国人向けの「外国語放送局」として開局した経緯から、トークを含めて放送の大部分が英語で、日本語はCM程度であった。当時はヨドバシカメラの英語CMも放送されていた。外国語放送局の特徴として地方自治体の広報 (Public Service Announcement、PSA) などを放送し、朝鮮語、中国語、タガログ語、タイ語、インドネシア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語計10か国語に対応し、英語で港区広報、中国語で東京情報番組『东京达人(東京達人)』を放送した。 放送する音楽は原則として洋楽のみで構成していたが、2014年(平成26年)11月から邦楽も放送される。一日全体の選曲をサウンド・ディレクターが選択して曲順などを構成する。夜間や週末はヒップホップやクラブミュージック、ハワイアン、ワールドミュージック、K-POPなどに特化した番組がある。DJが椅子に座らず曲のセットからミキシングまで一人で行う「ワンマンDJスタイル」など、日本では実例の少ない放送スタイルを導入した。2002年(平成14年)の改編で、諸外国の放送に習い平日日中の3番組は番組名を設けず、「番組名=DJ」を採用した。 深夜は中国語やタガログ語など非英語圏の言語の番組、日本人大学生による英語でのディベートなど、言語を生かした独特の番組が多かった。 グラミー賞の生中継に加え、1998年(平成10年)からフジロック・フェスティバルなどの放送権を所有し、毎年7月下旬に苗場スキー場で催されるフジロック・フェスティバルのオフィシャルメディアとして毎年会場からライヴ音源を生中継している。フジロック・フェスティバル開催後も頻繁に音源を放送する。 「有事の際に外国語放送を行うこと」を付帯条件に開局した外国語放送局である強味を生かし、2022年2月24日に勃発したロシアのウクライナ侵攻に伴う、ウクライナからの避難民を対象としたウクライナ語のニュースと日本での生活情報を伝える番組を2本開始する。以下の通り。 『Новини та інформація для українців~News and Info for Ukrainians~』(4月25日 - 。平日13:00-13:14) - ニュースと日本での生活に役立つ情報をウクライナ語で届ける。 『Шлях до миру в Україні - Корисна інформація щодо життя в Японії~Bringing Back Peace - Essential Guide to Living in Japan - ~』(4月25日 - 4月28日5:40-5:50 / 16:45-16:55。5月2日以降は平日の同時間に放送。) - 日本で生活するウクライナの方からウクライナ避難民へ、日本での生活に関するアドバイスをウクライナ語と日本語で届ける。
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