夏の七草
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 07:16 UTC 版)
夏の七草には下記の他にも幾つかが知られている。 1.昭和初期に勧修寺経雄が詠んだ和歌「涼しさは よし い おもだか ひつじぐさ はちす かわほね さぎそうの花」による夏の七草。 画像よみ名称現在の名称英名科名 よし葦 ヨシ Phragmites イネ科 い藺 イ Common rush イグサ科 おもだか沢瀉 オモダカ Three-leaved arrowhead オモダカ科 ひつじぐさ未草 ヒツジグサ Pygmy waterlily スイレン科 はちす蓮 ハス Lotus ハス科 かわほね河骨 コウホネ East Asian yellow water-lily スイレン科 さぎそう鷺草 サギソウ White Egret Flower ラン科 2.1945年6月20日、日本学術振興会学術部・野生植物活用研究小委員会が、戦時中の食糧難の時節にも食べられる植物として、以下の7種類を「夏の七草」に選定した。さらに、戦後の1946年9月10日に、雑誌と同じ内容のパンフレットが出版された。 画像よみ名称現在の名称英名科名 あかざ藜 アカザ Fat Hen アカザ科 いのこづち猪子槌 イノコヅチ Achyranthes bidentata ヒユ科 ひゆ莧 ヒユ(ハゲイトウ葉鶏頭) Joseph's coat ヒユ科 すべりひゆ滑莧 スベリヒユ Common Purslane スベリヒユ科 しろつめくさ白詰草 シロツメクサ(クローバー) White clover マメ科 ひめじょおん姫女菀 ヒメジョオン annual fleabaneeastern daisy fleabane キク科 つゆくさ露草 ツユクサ Asiatic dayflower ツユクサ科 3.自然写真家の亀田龍吉の著書「写真でわかる雑草の呼び名事典」にある夏の七草。 ※これにつゆくさも含まれるが前述にあるため割愛。 画像よみ名称現在の名称英名あるいは学名科名 ちがや白茅 チガヤ Imperata cylindrica var. koenigii; cogon grass イネ科 ひるがお昼顔 ヒルガオ Calystegia japonica ヒルガオ科 やぶかんぞう藪萱草 ヤブカンゾウ Daylily ススキノキ科 どくだみ蕺 ドクダミ Houttuynia cordata(学名であるが、英語では様々な呼び名がある) ドクダミ科 みつば三葉 ミツバ Cryptotaenia japonica セリ科 のあざみ野薊 ノアザミ Cirsium japonicum キク科
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