変幻怪獣 キングマイマイ
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「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「変幻怪獣 キングマイマイ」の解説
第32話「落日の決闘」に登場。 幼虫 竜神トンネル付近の地底に氷漬けになって眠っていた怪獣。多発する地震によって目覚め、武器は尻から噴出する黄色い爆発性のガス。マットビハイクルのロケットランチャーやマットバズーカの攻撃を受けても動じないが、偶然キングマイマイによって空中に飛ばされた上野が背負っていたリュックの中に入っていた爆薬で、右腕を爆破される。 成虫 夕日を浴びて脱皮して成長した姿。幼虫時に切断された右腕は再生されている。武器は口から噴射する凝固性の粘着糸。背中の翼で飛行が可能であり、設定ではマッハ6の速度とされる。また、風速100メートル以上の突風を放つこともできる。戦法として死んだふりからの騙し討ちを得意とする。 洞窟から脱出したウルトラマンジャックと戦うが戦闘中にジャックによって尻尾の骨を折られ、背中の翼も滅茶苦茶に圧し折られる。スペシウム光線を放つ直前に、前述の死んだふりからの騙し討ちでジャックの身体を口から吐く糸で縛り上げるが、ジャックのウルトラスピンで糸を振り払われる。最後はブレスレットボムで倒された。 スーツアクター:遠矢孝信 デザインは幼虫・成虫とも池谷仙克。池谷はすでに美術を降板していたが、旧知の特殊技術の大木淳が本編を初担当するため、大木からの依頼を受けて手掛けた。デザインは恐竜型にした昆虫の幼虫という発想であったが、実際には幼虫にはチョウのサナギの要素が入っている。初稿では幼虫は四足歩行で、羽化することで二足歩行に切り替わるというイメージであった。成虫はデザイン画では翼を折り畳むギミックが考えられていた。池谷は着ぐるみの翅の質感に不満を抱いていたという。 書籍『大人のウルトラ怪獣大図鑑』では、各形態を幼獣、成獣と記述している。 その他の作品に登場するキングマイマイ内山まもるによる漫画版『帰ってきたウルトラマン』では、ナックル星人が復活させた怪獣として登場。ウルトラマンと戦い、すぐに倒される。 特撮テレビ番組『レッドマン』第33話では、成体が登場。エレキングと共に登場するが、2匹ともレッドアローでレッドマンに倒される。
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