報告症例数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:02 UTC 版)
「SARSコロナウイルス2-オミクロン株」の記事における「報告症例数」の解説
詳細は「SARSコロナウィルス2-オミクロン株のタイムライン(英語版)」を参照 2021年11月24日、南アフリカからWHOにオミクロン株が初めて報告されたが、既知の最初のサンプルは、報道によると2021年11月9日にボツワナから収集されたとしている。その後、南アフリカでも検出され、1人の感染者は香港へ旅行していた。さらに、イスラエルでは、マラウィから帰国した1人の旅行者、南アフリカから帰国した2人、マダガスカルから帰国した1人の感染者が特定された。ベルギーで確認された1件の症例は、11月11日以前にエジプトで感染した可能性がある。 ボツワナから報告された初期の4つのすべての症例は、ワクチン接種が完了した個人に発生していた。イスラエルから報告された初期の3つの症例と1つの疑わしい症例のすべては、ワクチン接種が完了した個人に発生していた。ドイツの疑わしい症例の1つでもワクチン接種が完了していた。 11月27日、イギリスで2件、ドイツのミュンヘンで2件、イタリアのミラノで1件の症例が検出された。オランダの保険大臣は、(オランダが南アフリカからの渡航を禁止する直前に離陸して)アムステルダム・スキポール空港に到着した南アフリカからの2便の600人の乗客のうち61人がCOVID-19の検査で陽性の結果となり、その後そのうち13人がオミクロン株であることが判明した。オランダへの入国では、一般に、ワクチン接種、PCRテスト、感染からの回復が要求されている。1機は、オミクロン変異株が支配的となっているハウテン州ヨハネスブルグからの飛行機だった。新しく課された制限により、2機の乗客には検査と隔離が行われた。 11月28日、オーストラリアのシドニーで2件の症例が検出された。2人とも南アフリカからドーハ国際空港経由で前日にシドニーに到着していた。2人は完全にワクチン接種をしていたが、隔離状態だった。南アフリカからの12人の他の旅行者たちも14日間の隔離に入っていたが、飛行機の他の約260人の乗客と乗組員は隔離するように指示された。デンマークに到着した南アフリカからの2人の旅行者は、COVID-19の検査で陽性だった。その後、11月28日に、オミクロン株に感染していることが確認された。同日、オーストリアも最初のオミクロン株を確認した。チェコ共和国では、ナミビアで過ごした旅行者から、オミクロン株の症例が報告された。カナダも、ナイジェリアからの旅行者からの2件の最初のオミクロン株の症例を報告し、これが北アメリカで初めて報告されたオミクロン株の症例となった。 11月29日、オーストラリアのノーザンテリトリーのダーウィンで陽性の症例が記録された。感染者は11月25日に南アフリカのヨハネスブルグからの本国送還飛行でダーウィンに到着し、検疫施設に運ばれ、そこで陽性検査が記録された。アフリカ南部からシンガポール経由でシドニーに旅行したさらに2人も陽性であった。ポルトガルは13のオミクロン株の症例を報告し、これらはすべてサッカークラブのメンバーだった。スウェーデンも11月29日に最初の症例を確認した。スペインも南アフリカから来た旅行者が最初の症例だった 11月30日、オーストラリアのシドニーで、旅行制限前にシドニーに到着する前にアフリカ南部を訪れた後、地元で行動していた人からの陽性症例が記録された。
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