基本仕様の拡充とは? わかりやすく解説

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基本仕様の拡充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 06:44 UTC 版)

98NOTE」の記事における「基本仕様の拡充」の解説

1990年平成2年)に登場した98NOTE SX (PC-9801NS) は80386SX搭載しており、RAMカードスロット増設するRAMカードは(386SX上のCPU搭載機では)プロテクトメモリとしても使用できるようになった。この機種以降ハードディスクドライブ (HDD) を内蔵するモデル登場するようになった。これはPC-9800シリーズ初め2.5インチIDE規格HDD採用した例である。ただし、BIOS上でSASI区別されておらず、当時機種ではフォーマット時に認識する容量制限掛けられていた。また、この機種からディップスイッチ画面設定できるようになり、システムセットアップメニュー(98NOTEメニュー)に統合された。同年のPC-9801NV (V30HL/16MHz搭載)ではHDD内蔵できなかったものの、レジューム機能対応したため、サードパーティ製のRAMカードHDD互換不揮発RAMドライブとして活用できるようになり、セカンドバッテリーパックにも対応した。さらに1991年のPC-9801NS/Eからはオプション外部ディスプレイ出力可能になり、HDD専用パック方式になるなど、PC-9801型番時代98NOTEに共通の設計定まってきている。この年には世界初TFTカラー液晶搭載したノートパソコンである、PC-9801NC発売された。また、1992年からは98NOTE LIGHT称したFDD外付けにして小型軽量化したシリーズ展開された。その初代であるPC-9801NLはA4薄型サイズであり、従来の独自RAMカードスロットとは別にPC-98HA (HANDY98)同様のJEIDA4.0 (PCMCIA1.0) 規格ICカードスロット搭載された。しかし、当時カードスロットI/O機能持たずメモリ系デバイスしか使えないといった欠点もあり、98NOTEでは採用が進まなかった。同年発売のPC-9801NS/T以降では独自のRAMカードスロットI/O機能追加され、これを利用したモデムカードが存在したほか、サードパーティからはLANカード発売された。増設用のRAMには別の専用スロット設けられた。数か月後にはNS/T相当で小型軽量化したNS/Lも登場したこの年登場した上位機PC-9801NAおよびNA/Cからは、i486CPU採用されている。これは発売当時PC-9801型番(すなわちH98は除く)機種としては、デスクトップのPC-9801FA (486SX/16MHz) を超える20MHz版が搭載されており、一時シリーズ最速機種となったまた、内蔵IDEフォーマット制限無くなり、約500MBまでHDD扱えるようになった

※この「基本仕様の拡充」の解説は、「98NOTE」の解説の一部です。
「基本仕様の拡充」を含む「98NOTE」の記事については、「98NOTE」の概要を参照ください。

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