古代超文明の遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 16:46 UTC 版)
「太陽の子エステバン」の記事における「古代超文明の遺産」の解説
黄金のペンダント エステバンとシアが持つ。シアの家では長女が代々継承してきたが、エステバンの方は父以前にどう継承されてきたか不明。三日月と太陽が合わさった円形の紋章で、太陽の紋章を取り外して黄金都市の門の鍵穴にはめると開門する。 黄金の壺 タオの家に代々伝わる。「開ける方法は黄金都市の神官のみが知る」と伝えられていたが、実は「大いなる遺産」の暴走を止める装置だった。 ムーの事典 タオの家に代々伝わる書物。ムー文明の失われた知識が記されている。 ラ・ムー号 ムーの遺産の一つで、タオの住んでいた島の「やせた月の岬」に隠されていた巨大船。普段は帆船だが、出入口のない部屋のレバーを引くと帆が太陽光を吸収するパネルに替わり、そのエネルギーで多数の櫂を動かし進む。操舵室のレバーの一つを引くと天辺のパネルから熱線を発射する。その隣の赤いレバーは自爆スイッチであり、スペイン軍に乗っ取られた際にタオはインディオの村を守るためやむなく自爆させた。 大コンドル ラ・ムー号と同じくムーの遺産の一つ。パチャ・ママ山の遺跡にあったメダルを外すと出現した。そのメダルをコンソールにはめると太陽光によるエネルギーにより飛行する。初登場時は自動操縦によりエステバン達を乗せて飛行したが、太陽が沈むのに合わせて着陸。着陸後、メダルを外そうとした際に黄金のコブラの形をした操縦桿がコンソールに出現する。以降、エステバンをメインパイロットとして、物語中盤から後半にかけて活躍した。基本武装はされていないが、オルメカとの戦いではタオが石を投下する仕掛けを付けた。 水晶塔 オルメカの基地「煙る盾の山」中央に据えられた巨大な水晶石。太陽光と地熱からエネルギーを得られる。根元にある「太陽のかまど」に黄金都市の「大いなる遺産」を据えて起動すれば、永遠に太陽の力を得られるという。 巨石神像 オルメカの飛行兵器。円錐台形の本体に、2つの顔と三脚が付いた形。底部から光線を放ち、浴びたマヤ兵は蒸発してしまった。5つに分離行動もできる。最後は黄金都市の自動防衛システムで迎撃され、メトナルとカルメクの乗った中枢部のみで「煙る盾の山」に逃げ帰った。 大いなる遺産 黄金都市の真の宝。永遠に太陽の力を生み出せる炉の様な物。正しく使えば大きな恩恵が得られるが、使い方を誤ると地下へどこまでも沈み込み、地殻変動を引き起こす。また全ての生物を死滅させる「悪魔の息吹」を吐き出す。これを止めるには「黄金の壷」を遺産の芯にはめ込むしかないが、「悪魔の息吹」の中を進む(防護手段は登場しない)ので生還の望めない危険任務である。
※この「古代超文明の遺産」の解説は、「太陽の子エステバン」の解説の一部です。
「古代超文明の遺産」を含む「太陽の子エステバン」の記事については、「太陽の子エステバン」の概要を参照ください。
- 古代超文明の遺産のページへのリンク