口承
口頭伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 02:37 UTC 版)
大変有名な妖怪である反面、地域などに即した具体的な伝承はほとんど残されていないとも言われており、妖怪関連の書籍によっては「絵画上でのみ存在する妖怪」として分類されている。子供向けに創作された妖怪とする説もある。妖怪漫画家・水木しげるの著書では、人を驚かしてその魂を吸い取る「提灯お化け」の話が掲載されているが、出典となる一次資料の名は挙げられていない。 伝承上において提灯と称される妖怪は、狐や狸が人間を驚かすために化ける、ありふれた妖怪としての表現として各地でも見る事が出来るほか、提灯火のように器物主体ではなく怪火として伝わっていることも多い。古びた提灯のある神社に提灯お化けが現れて人を脅かし、提灯を片付けるとお化けは現れなくなったという昔話の例もみられるが、正体が提灯であったパターンの「化物寺」の類例であると言える。
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口頭伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 05:27 UTC 版)
大変有名な妖怪である反面、地域などに即した具体的な伝承はほとんど残されていないとも言われており、妖怪関連の書籍によっては「絵画上でのみ存在する妖怪」として分類されたり、伝承を伴わない創作話のみに登場する妖怪とする説もある。また、この妖怪も書籍によっては付喪神(つくもがみ、歳月を経た器物が化けた妖怪)であり、その一例としているものもあるが、それを証明する古典などの文献は確認されていない。 確認されている伝承には、以下のものなどがある。 新潟県笹神村(現・阿賀野市)の伝承では、三十刈という場所にカラカサバケモン(唐傘化け物)という妖怪が出たと伝わっている。 1762年(宝暦12年)の浮世草子奇談集『咡千里新語(ささやきせんりしんご)』収録の「三之巻 第一 茶碗児(ちゃわんちご)の化物」に、奈良県の興福寺の伝承とされる7種類の妖怪の一つとして「南部興福寺にいろいろの化物あり 東花坊(とうかぼう)のからかさ」と記述があることで、興福寺にからかさ小僧の伝承が存在していた可能性も示唆されているが、その詳細は不明である。
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