受賞・栄典等
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「サンドラ・デイ・オコナー」の記事における「受賞・栄典等」の解説
1985年、ホバート・アンド・ウィリアム・スミス大学(Hobart and William Smith Colleges)からエリザベス・スミス賞を授与される。 2002年、西部出身の傑出した女性のパイオニア精神をたたえるカウガールの殿堂(National Cowgirl Hall of Fame)入り。 2003年7月4日、国立憲法センターから、自由の追求をした人に与えられるリバティ・メダル(Liberty Medal)を受章。その授賞式で、オコナーは、次のように述べた。「我が国の最も偉大な裁判官のひとりであるラーニド・ハンド(Learned Hand)は、『自由は全ての男女の心の中にある。人の心の中の自由が死んでしまえば、憲法も、法律も、裁判所もこれを救うことはできない。』と言いました。しかし、現在の私達は『自由は(我々の)心の中にある。』という考え方をこえて、自由の憲法による保障の内容と意味を知っている市民のみが真に自由を享受できるのだと考えなければなりません。」と語った。 2003年、アメリカ哲学協会よりベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞。 2004年9月8日、カリフォルニア州レッドウッドシティは、改装されて現在では博物館となっている同市の 歴史的裁判所をオコナーに献呈した。 2005年、「義務、名誉、国家」という考え方への貢献に対して、陸軍士官学校から、同校の父と呼ばれるシルヴェイナス・セイヤー賞(Sylvanus Thayer)を記念したシルヴェイナス・セイヤー賞Sylvanus Thayer Awardを受賞。オコナーは、同賞の受賞者としては史上3人目の女性である。 2005年10月18日、オコナーは、翌年正月に行われるローズ・パレード(Rose Parade)の総指揮官に選任され、翌2006年1月2日にカリフォルニア州パサディナで行われた第117回ローズ・パレードに参加した。また、1月4日には、第92回ローズボウル(Rose Bowl)の試合開始のコイントス役を務めた。なお、この年のローズ・パレードは激しい雨に見舞われたが、これは1955年以来のことであり、その年の総指揮官はアール・ウォーレン(Earl Warren)連邦最高裁判所長官であった。 2006年4月5日、アリゾナ州立大学は、そのロー・スクールをサンドラ・デイ・オコナー・カレッジ・オブ・ローと改称した。 2006年5月22日、エール大学の第305回卒業式において、名誉博士号を授与される。 2006年9月19日、イーロン大学法科大学院(Elon University School of Law)の開校記念講演を行い、同大学院から名誉法学博士号を授与される。その直前、オコナーはイーロン大学で秋季卒業式での式辞を述べ、法学博士号を授与されている。 2008年3月26日、バージニア士官学校(Virginia Military Institute)から、35年卒ハリー・F・バード・ジュニア公共奉仕賞(Harry F. Byrd Jr. ’35 Public Service Award)を授与される。 2008年9月22日、全国公民会議(National Conference on Citizenship)から、長年の公職と市民の政治参加の強化に対する献身に対して2008年フランクリン賞を受賞。 2008年10月7日、テキサス州デントンにあるテキサス女子大学に設けられたテキサス女性の殿堂入り。 2008年12月12日、慶應義塾大学より名誉博士称号を授与される。 2009年4月9日、アメリカ沿岸警備隊士官学校(en:United States Coast Guard Academy)の第15代ヘンドリック特別会員に任命された。歴代の特別会員には、ジミー・カーター、ジェラルド・R・フォード、ジョージ・H・W・ブッシュ、ウォーレン・バーガー、エドマンド・マスキー、ジェームズ・R・シュレシンジャー、フランク・カールッチ、ウィリアム・ペリー、ウィリアム・コーエン、トーゴ・ウェスト、トーマス・リッジ、ジェイムズ・ベイカー等がいる。
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