収録曲の概要
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全く世間の話題にのぼることのなかった作品だということもあり、どの楽曲についてもハリスン自身が具体的なコメントを寄せることはなかった。「アイ・リアリー・ラヴ・ユー」は、1961年にステレオズによって発表されたドゥーワップ調のナンバーのカヴァー曲である。イントロで聴かれるパーカッショニストのレイ・クーパーによる足拍子は、リンゴ・スターが提案したものだといわれている。「ミスティカル・ワン」は、ハリスンが親友のエリック・クラプトンに捧げた作品。「オ・ラ・イ・ナ・エ(ドリーム・アウェイ)」は、1981年にハリスンが経営していた映画会社から配給され、大ヒットを記録したテリー・ギリアム監督、グレッグ・ワーノックとショーン・コネリー主演の映画『バンデットQ』の主題歌のリミックス・バージョンである。日本限定でシングル・カットされた。「サークルズ」は、ハリスンがビートルズのメンバーだった1960年後半には既にその骨子が出来上がっていたナンバーで、アルバム『レット・イット・ビー』のセッション(通称ゲット・バック・セッション)の中でも演奏されていた。
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収録曲の概要
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「想いは果てなく〜母なるイングランド」の記事における「収録曲の概要」の解説
「ブラッド・フロム・ア・クローン」はワーナーの要請によって新たに書き下ろされた4曲のナンバーのうちのひとつ。皮肉のこもった歌詞から当時のハリスンのレコード会社に対する憤りの大きさが窺い知ることができる。続く「空白地帯」も同じように、当時のミュージック・シーンに辟易していた作者の心情があからさまに歌詞に表れている。 「過ぎ去りし日々」は、もともとは1981年のスターのアルバム『バラの香りを』に収録予定の作品であったが、レノンへの追悼歌として発表するにあたり新たに歌詞を書き直し、各国のチャートでヒットを記録した。良くも悪くもアルバムの中で最も目立つ楽曲である。書き直された歌詞に登場する「Devil's best friend」とはレノンを撃ち殺した犯人のマーク・デヴィッド・チャップマンを指していると言われている。 「バルチモア・オリオール」と「ホンコン・ブルース」は、ハリスンが幼少の頃から慣れ親しんできたアメリカの作曲家であり、代表曲に「スターダスト」や「ジョージア・オン・マイ・マインド」などがあるホーギー・カーマイケルの楽曲のカバーである。後者は細野晴臣がアルバム『泰安洋行』の中でカヴァーしたことで日本では知られている。 B面の1曲目「ティアードロップス」はアルバムからの第2弾シングル・カット曲となったが、「過ぎ去りし日々」のようにシングルとして成功を収めることはできなかった。 「ザット・ホウィッチ・アイ・ハヴ・ロスト」はインドの宗教書『バガヴァッド・ギーター』に触発されて書かれた作品だが、そういった経緯とは裏腹にハリスンお得意のカントリー・タッチの曲調となっている。 アルバムの最後に収録された「世界を救え」は、森林伐採や捕鯨等の環境問題について率直に歌われたメッセージ・ソング的な要素の強い作品であり、間奏にはハリスンのファースト・アルバム『不思議の壁』に収録の「クライング」の音が使われている。この曲で過去の自分の作品をサンプリングしたことについて、彼は後年のインタビューの中で「皆の痛いところを突いて、ああ、やってられないなという感じを曲全体に出したかった」と述べている。1985年にグリーンピースが企画して発表されたチャリティ・アルバム『Greenpeace〜われらグリーンピース』には、この曲の歌詞を一部書き換えて再録音したリミックス・バージョンが収録されている。
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