『バガヴァッド・ギーター』とは? わかりやすく解説

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『バガヴァッド・ギーター』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 05:11 UTC 版)

ヴィシュヴァールーパ」の記事における「『バガヴァッド・ギーター』」の解説

バガヴァッド・ギーター#各章のあらまし」も参照 ヴィシュヴァールーパは、叙事詩『マハーバーラタ』含まれる物語『バガヴァッド・ギーター』にも登場している。 王子アルジュナが、クル・クシェートラこれから始まる戦闘への不安にとらわれるアルジュナ乗る戦車御者務めていたクリシュナが、アルジュナが果たすべき義務について語っていく。 第11章至ってバガヴァッド(クリシュナ)はついに、ヴィシュヌ神としての自身本当の姿を明らかにする。それは、あまたの顔と眼と口、腕と胴を備え、あまたの武具装飾具を持ち美し花飾り衣装香料を身につけた、あまたの方向に無限の姿を見せる「あらゆる形をもつ者」すなわちヴィシュヴァールーパであった物語語り手は「もしも一千太陽の光が、一ときに天に発生するならば、そ〔の光〕は、かの偉大な〔神〕の 光に似ている」(第12節、服部正明訳)だろう、と描写している。アルジュナヴィシュヴァールーパ体の中に、ブラフマー初めとするあらゆる神々聖仙竜王、そしてあらゆる生物の姿も認めた。さらに、アルジュナ知る人々も含めて世界中人々が、ヴィシュヴァールーパの口に飛び込んでゆき、そのあぎとの間で砕かれ、あるいは業火焼かれていく姿も認めた。 バガヴァッド(クリシュナ)はこの神秘的な姿で「予は世界滅亡せしめる熟した時(死)(英語版)である。諸世界収斂するためにここに出現したのである。」(第32節、服部正明訳)と語り、敵を殺すことを恐れず戦いに臨むよう、アルジュナ告げたアルジュナ彼の言葉聞いて合掌し、彼を恐れ敬い、ぬかずいて賛美言葉重ねたアルジュナ友人クリシュナ対す自身言動非礼であった謝罪したが、クリシュナは元の姿に戻ってアルジュナ励ました

※この「『バガヴァッド・ギーター』」の解説は、「ヴィシュヴァールーパ」の解説の一部です。
「『バガヴァッド・ギーター』」を含む「ヴィシュヴァールーパ」の記事については、「ヴィシュヴァールーパ」の概要を参照ください。

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