『バスク初文集』の出版とは? わかりやすく解説

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『バスク初文集』の出版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/21 15:14 UTC 版)

ベルナト・エチェパレ」の記事における「『バスク初文集』の出版」の解説

ボルドー高等法院検察官だったベルナール・レヘテはバスク地方出身であり、エチェパレの庇護者務めていた。エチェパレはレヘテに出版支援求め序文ではレヘテに対す賛辞捧げられている。当時バスク地方には一定の規模を持つ印刷工房存在しなかったため、エチェパレとレヘテはガスコーニュ地方北部中心都市ボルドー印刷工であるフランソワ・モルパンに刊行依頼し1545年詩集『バスク初文集』ラテン語 : Linguæ Vasconum Primitiæ, 直訳すると「バスク語始まり」)を出版した表題印刷工向けの注意書きラテン語で、テキストバスク語バス=ナヴァール方言書かれているフランス語影響受けた正書法韻律執筆方法は、エチェパレがベルチョラリバスク即興詩歌人)だったことを示唆しているが、『-初文集』が執筆された時期明らかにされていない。『-初文集』は全52ページ・全1162行の詩の収集物からなり自然における宗教的な詩、恋愛の詩、牢獄経験などエチェパレの生涯についての詩、バスク語や他の事物美徳称賛する詩などが含まれるそれまでも、他言語書籍一部バスク語単語登場したことはあったが、『-初文集』はバスク語初めて(活版印刷で)出版された書籍であるとされる。なお、エチェパレの死没地没年月日記録残っていない。

※この「『バスク初文集』の出版」の解説は、「ベルナト・エチェパレ」の解説の一部です。
「『バスク初文集』の出版」を含む「ベルナト・エチェパレ」の記事については、「ベルナト・エチェパレ」の概要を参照ください。

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