反日派グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:44 UTC 版)
「太陽の黙示録の登場人物」の記事における「反日派グループ」の解説
羽永貴(ユイ ヨングイ) 山形県出身。日南電機台北支社長で遼太郎の父。日本人名「羽田永一郎(はた えいいちろう)」 大震災時に台北で何とか会社を生き長らえようとしたが、台湾政府高官の出した「台湾人になれ」という言葉に押されて家族や社員全員と共に棄国者となった為、息子の遼太郎との溝を作ってしまう。その後、台湾政財界と結びつきを強めようとするも、葉をはじめとする彼ら反日派グループから忠誠心を試され、談合・賄賂等の闇取引に関わることを余儀なくされ、ついには汚れ仕事の必要が出てきた時に、自ら名乗りを挙げることが暗黙の常識と化してしまう。 その果てに、自らの悪事を遼太郎に突き止められるも、その際自らの本音を亡き妻の墓前で明かす。そして、最後には遼太郎の手で逮捕された。なお、彼に問い掛けられた遼太郎の言によると、犯した罪に対する刑罰は懲役20年とのこと。 劉洪文(リュー ホンウェン) 中華民国国防部参謀総長。 国防部のNo.2に当たる人物で、密かにNo.1である国防部長を表向き病気療養とした上で拘束・幽閉し、国防部を掌握する。そして、日本人避難民キャンプから脱け出してきた黒藤ら過激派グループにテロを誘発させ、国防部特殊部隊を使って過激派グループを全滅に追い込みそれに乗じて日本人避難民らの追放を試みるも、舷一郎が黒藤から入手した彼との裏取引の場面を国民の目の前で明らかにされ、他のメンバーと同様に国家反逆罪等で逮捕される。 名前は王洪文から取られている。 葉国鋒(イェ グォヨン) 台湾民自党議員。 反日派グループの急先鋒でマフィア「六海幇」を利用して日本人母子殺害を引き起こしたり、黒藤ら日本人過激派グループによるテロで台湾国民たちの排日感情を煽らせる等の画策を引き起こすも、舷一郎らの手で過激派グループとの接点を公にされ、蔡総統により国家反逆罪等で逮捕される。 なお、永貴こと永一郎の反日派グループ内での扱い、そして劇中での「棄国者を前に失言でしたか、羽さん」の言葉から見て、永一郎を本心では見下していた模様。逮捕時にもいかにも自分こそが愛国者であり、日本人が台湾に災いをもたらす種であるかのように言い放った。 名前は華国鋒から取られている。
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