博物館、ギャラリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 01:17 UTC 版)
「ヴュルツブルク」の記事における「博物館、ギャラリー」の解説
大聖堂博物館は、何世紀にわたって伝えられた約300点の絵画や彫像を収蔵している。キリスト教をテーマにした、近代あるいは同時代の作品(エルンスト・バルラハ、ヨーゼフ・ボイス、オットー・ディクス、ディーナ・ドレーガー、ラルス・ケーカー、ケーテ・コルヴィッツ、ヴォルフガング・マットホイアー、ヴェルナー・テュプケ)と巨匠の作品(たとえばティルマン・リーメンシュナイダー、ゲオルク・アントン・ウアラウプ、ヨハン・ペーター・ヴァグナー、ヨハネス・ツィック)が向かい合って展示されている。 大聖堂宝物館 — ヴュルツブルク司教区の博物館(副葬品、金細工製品、儀式用道具など)。 領主館博物館 — 司教領主の居住空間、宝物庫、ヴュルツブルクの歴史コーナー。 漁師ツンフトの歴史的なホール 宮廷施療教会「シュピテーレ」— 1789年に後期ゴシック様式に改築された旧宮廷教会の礼拝堂は同時代の芸術作品を入れ替えで展示するギャラリーとなっている。 クルトゥールシュパイヒャー博物館は旧港湾施設の3,500m2の敷地に19世紀から現代までの芸術作品を展示している。屋内には市の収蔵品(旧市立ギャラリー)、たとえばシュテファン・バルケンホール、カール・グロスベルク、マグダレーナ・イェテロヴァー、カミル・レーベラー、ヴィルヘルム・ライプル、ハンス・プルマン、エミー・レーダー、マックス・スレーフォクトらの作品と、ペーター C. ルパート・コレクション、すなわちヨーゼフ・アルバース、ジャン・アルプ、マックス・ビル、アンソニー・カロ、ギュンター・フルートルンク、オーギュスト・エルバン、パウル・ローゼ、ブリジット・ライリー、ヴィクトル・ヴァザルリのコンクリート・アート作品が展示されている。この博物館は、Versicherungskammer Bayernの2005年バイエルン博物館賞を受賞した。 芸術船「アルテ・ノア」— 同時代の芸術作品を入れ替え展示している。 マリエンブルク要塞のフランケン博物館(de:Museum für Franken;旧称「マインフランケン博物館」)は、45の展示室にフランケン地方の芸術作品を収蔵している。ティルマン・リーメンシュナイダーとその工房、あるいは弟子の最大のコレクションが含まれる。中には砂岩で造られたマリア礼拝堂の模型もある。さらには、ルーカス・クラナッハやジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロの絵画、墓碑、ファヤンス焼、石の鏃などの先史時代の遺物、甲冑、ローマ時代の遺物、フランケン・ワイン生産の歴史資料や民俗文化資料などが展示されている。 大学のマルティン・フォン・ヴァグナー博物館はレジデンツの南翼棟にあり、考古学部門、絵画ギャラリー、グラフィック・コレクションを含んでいる。考古学部門には驚くべき数のギリシアあるいはエトルリアの花瓶やアンフォラのコレクション、イタリア古代建築のコルク模型、ミイラの入った石棺などがある。古代の花瓶のモチーフは多彩で、古代の生活、スポーツ、行動について多くの情報を伝えている。 ヴュルツブルク鉱物学博物館 — 大学の博物館である。宝石、鉱石、岩石、隕石などを収蔵している。 レントゲン記念館 — レントゲン線を発明したことで名高いヴィルヘルム・レントゲンの研究室が保存されている。 ジーボルト博物館 — ヴュルツブルク出身の日本研究家フィリップ・フランツ・ジーボルトの遺品を含む市のコレクションを入れ替え展示している。 ヴュルツブルク州立ギャラリー — バイエルン州立の絵画コレクション
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