十余二とは? わかりやすく解説

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十余二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 17:59 UTC 版)

日本 > 千葉県 > 柏市 > 十余二
十余二
十余二
十余二の位置
北緯35度53分9.53秒 東経139度57分8.67秒 / 北緯35.8859806度 東経139.9524083度 / 35.8859806; 139.9524083
日本
都道府県 千葉県
市町村 柏市
人口
(2018年(平成30年)10月31日現在)[1]
 • 合計 6,622人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
277-0872[2]
市外局番 04[3]
ナンバープレート
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十余二(とよふた)は、千葉県柏市地名大字)。郵便番号は277-0872[2]

地理

柏市北西部に位置する。柏市柏の葉若柴中十余二・松葉町・大山台・松ケ崎高田流山市美田駒木台と隣接する。

地域内は住宅、農地、工場の混在した地域となっており、北と南にそれぞれ飛び地がある。地域内には千葉県立柏特別支援学校、高田原交番、柏十余二東郵便局があり、地域の西部を首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス都市軸道路が通る。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、十余二字梅林216番19の地点で8万4,800円/m2となっている[4]

歴史

元は小金牧の一部(高田台牧)であったが、1869年明治2年)に政府が東京府に命じたことにより開墾が行われた。1872年(明治5年)には十余二村が立村され、1889年(明治22年)の市制町村制施行時も単独で一村を形成していた[5]

1914年大正3年)には田中村合併して田中村の大字となる。1949年昭和24年)には中十余二を分離し、十余二は中十余二を挟んで北と南に分裂した。

1954年(昭和29年)には東葛市を経て柏市の大字となり、1970年(昭和45年)に一部を流山市駒木新田に編入、1971年(昭和46年)には北側の北部を新十余二として分離した。1989年(昭和64年)には西側地域を西原西柏台に一部分離、1990年平成2年)には柏の葉三丁目に一部分離した。

地名の由来

小金牧佐倉牧の跡地に東京府下から移民が入植・開墾した際に、12番目に移住された地域であったことによる。

十余二以外の入植地は、初富鎌ケ谷市)、二和三咲(以上船橋市)、豊四季(柏市)、五香六実(以上松戸市)、七栄 (富里市)、八街八街市)、九美上(香取市)、十倉(富里市)、十余一白井市)、十余三成田市多古町)の順に続く。

沿革

  • 1872年明治5年)- 小金牧の一部(高田台牧)より葛飾郡十余二村を新設。
  • 1891年(明治24年)4月1日 - 東葛飾郡八木村大字青田新田飛地を編入。
  • 1914年大正3年)- 東葛飾郡田中村と合併、田中村大字十余二となる。
  • 1949年昭和24年)4月1日 - 東葛飾郡田中村大字十余二のうち旧柏飛行場区域を、中十余二として分離。
  • 1954年(昭和29年)
    • 9月1日 - 東葛飾郡田中村が同郡柏町、小金町、土村と合併、東葛市となる。
    • 11月15日 - 東葛市が柏市に改称。
  • 1969年(昭和44年)11月1日 - 流山市大字駒木新田字南台中・字南台東を柏市に編入。当該部分が柏市大字駒木新田字南台中・字南台東となる。
  • 1970年(昭和45年)- 十余二の一部を流山市駒木新田に編入。
    • 2月10日 柏市大字駒木新田字南台中・字南台東を柏市大字十余二字南前山に編入。
  • 1971年(昭和46年)- 十余二の一部を新十余二に分離。
  • 1989年(昭和64年)1月1日 - 十余二の一部を西原、西柏台に分離。
  • 1990年平成2年)3月24日 - 十余二の一部を柏の葉三丁目に分離。
  • 2018年(平成30年)9月22日 - 柏インター第一地区土地区画整理事業に伴い、十余二の一部を分離し、柏インター南を設置[6]

世帯数と人口

2018年(平成30年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
十余二 2,996世帯 6,622人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]

小学校
  • 柏市立柏第四小学校 - 十余二248~312番地、313番地(313番地18~20、158~165、173、183~186、250、316~317、370~371及び425~434を除く)[7]
  • 柏市立高田小学校 - 十余二216~242番地、333番地、579~611番地、615~616番地[7]
  • 柏市立田中小学校 - 十余二501~539番地[7]
  • 柏市立松葉第一小学校 - 十余二276番地、287~297番地、313番地173[7]
  • 柏市立十余二小学校 - 十余二1~2番地、4~5番地、155~201番地、204番地、208番地、244番地、380番地、399番地、401~405番地、409番地、418番地、548~575番地、618番地[7]
中学校
  • 柏市立柏第五中学校 - 十余二216~243番地、245~286番地、288~312番地、313番地(313番地18~20、158~165、173、183~186、250、316~317、370~371、425~434を除く)[8]
  • 柏市立田中中学校 - 十余二501~539番地[8]
  • 柏市立西原中学校 - 十余二1~208番地、244番地、380~499番地、548~575番地、618番地、621~629番地[8]
  • 柏市立松葉中学校 - 十余二276~297番地、313番地173[8]

交通

鉄道

十余二は広範囲にわたり、飛び地も存在し、また複数のバス路線があるため、最寄り駅も柏駅北柏駅柏の葉キャンパス駅柏たなか駅豊四季駅初石駅江戸川台駅と多岐にわたる。一部、徒歩またはバスの利用により、柏駅と北柏駅、柏駅と柏の葉キャンパス駅、北柏駅と柏の葉キャンパス駅の両方を利用できる地区もある。

バス

路線バスは、東武バスセントラル西柏営業事務所(旧:東武バスイースト)が運行する[9]

  • 柏15・柏44・西柏01・西柏02・西柏5(柏駅 - 十余二方面)
  • 西柏03・西柏04(柏の葉キャンパス駅 - 国立がん研究センター方面)
  • 柏03・柏12(市立柏高校線)
  • 柏05・柏09(若柴線)
  • 柏02(市内循環線)
  • 西柏06(西原線)
  • 西柏10(みどり台線)
  • 西柏13(柏特別支援学校線)

道路

教育機関

千葉県立柏特別支援学校

施設

脚注

  1. ^ a b 住民基本台帳人口(大字町丁・男女別)”. 柏市 (2018年11月5日). 2018年11月9日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月16日閲覧。
  4. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』角川書店
  6. ^ 柏インター第一地区土地区画整理事業による字の名称等の変更”. 柏市 (2018年9月22日). 2018年11月9日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 小学校の通学区域”. 柏市 (2023年4月1日). 2025年5月26日閲覧。
  8. ^ a b c d e 中学校の通学区域”. 柏市 (2022年4月7日). 2025年5月26日閲覧。
  9. ^ 千葉県柏市十余二のバス停一覧 バス時刻表 NAVITIME、2025年5月26日閲覧。
  10. ^ 千葉県立柏特別支援学校 千葉県立柏特別支援学校、2025年5月26日閲覧。
  11. ^ パウダーテックグループ パウダーテック株式会社、2025年5月26日閲覧。
  12. ^ DNPテクノパック 柏工場 大日本印刷、2025年5月26日閲覧。

関連項目



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