北風称姓以前とは? わかりやすく解説

北風称姓以前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 23:16 UTC 版)

北風家」の記事における「北風称姓以前」の解説

第8代孝元天皇曾孫である彦也須命(ひこやすのみこと)を初代家祖とする。彦也須命が阿閇氏遠祖の彦屋主田心命(ひこやぬしたこころのみこと)と同一人物かは不明北風系図複数あり、名前が似ている22代彦主(ひこぬし:家伝では「ひこのし」)、6代彦連(ひこむらじ)と初代彦也須命との事跡混乱見られる第10代崇神天皇桑間宮(くわまのみや)にて治世時、彦也須命は、四道将軍1人として都を離れている父に代わり天皇近侍浪速の浦の魚網所(現在の玉出か)を監督古くは、家内重大決定時、神意を問うために、遠方にある初代古墳まで当主が出かけていたというが、いつの頃か忘れられ古墳所在地不詳6代彦連(7代彦麻呂あるいは彦丸)が神功皇后従い新鮮な魚介類献上すると共に新羅出兵、功あり、兵庫の浦一帯管理任される家宝皇后の鐙が伝わる(御手判もあったが寛政7年焼失有栖川宮織仁親王の手判に置き換えられた)。その後平家による福原京遷都計画影響浜方に移るまで、代々会下山(えげやま)に居を構えた。なお、神功皇后新羅から帰還の折、阿倍野近くの浜で吉志舞舞った阿倍氏は大変近しい一族に当たる。 22代彦主の頃、当時まだ新興藤原氏婚姻を結び、白藤しらふじ)氏を名乗る近隣丹生山田荘神戸市 北区山田町)には、矢田部郡(八部郡郡司山田左衛門尉真勝(さねかつ)が右大臣 藤原豊成の娘で中将姫の妹でもある白瀧姫に身分違いの恋をし、帝の援助得て故郷に連れ帰って子孫成したとの伝説栗花落の井(つゆのい)伝説神戸市兵庫区都由乃町にも栗花落伝説有り」が有り、真勝は彦主と官職が同じ左衛門尉でもあり、関連注目される。尚、藤原豊成時代衛門府左右に分かれておらず、左衛門尉という官職はない。幕末当主北風正造は、現在の神戸市北区山田町小部に唐御殿呼ばれた別荘持っており、勤王志士たちとの密談使用していた。 44白藤一門当時支流だけで21家)を引き連れて南朝後醍醐天皇方に加勢し1336年北風の強い日、家伝によると、わざわざ敵前兵庫から東の敏馬(みぬめ)まで船で漕ぎ渡り敏馬神社参拝の後、取って返して、兵庫の浦で足利尊氏軍船大半焼いた尊氏の姿が見えるほど肉薄したが、もう少しのところでその船を取り逃がす

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