北風牌の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:49 UTC 版)
北風牌の扱いについてはルールによって大きく差がある。 北は常に役牌とする(共通役牌と呼ぶ)。 北は抜きドラとする。 北は常にドラとする。 両方可とするルールや、単なる客風牌とするルール、抜きドラにはせず常時ドラとするルールもある。抜きドラ扱いする場合、北だけでなく一萬と九萬も抜きドラとすることもある。 抜きドラのルールにおいて国士無双や四喜和など、抜きドラを使わなければ役が成立しない場合(役満が大半)を除いて抜きドラ扱い(特に北)の牌を手牌で使用すること、また河に捨てる(絶対的な安牌になるため)事を原則として禁じるルールもある。この場合、手牌で使用したり河に捨てた場合にはアガリ放棄などの罰則が適用されることがある。また、抜きドラを抜いた時にそれがロン牌(国士無双・北待ちなど)ならば和了宣言をしても良いとするルールもある(これを搶北(チャンペー)という場合もあるが、搶槓のような役はつかない。役満に限るなどの制限がある場合もある)。なお、字牌をまったく使わない京都ルールでは北風牌も当然存在しない。抜く行為を暗槓と同様とみなし、一発や天和・地和などを不成立にするという効果を持つとされることもある(一発のみ無効とすることもある)。
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