前作の主要キャラクター・仲間・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 09:33 UTC 版)
「ライオン・キング2 シンバズ・プライド」の記事における「前作の主要キャラクター・仲間・その他」の解説
シンバ ムファサとサラビの息子。キアラの父親であり、前作の主人公。幼少期にプライド・ランドを逃げ出すが、成長してから帰還。スカーと対決し、勝利した後、王となった。 幼なじみのナラと結婚し、キアラを授かる。前作で数々の苦難に遭った経験から、キアラに対しては特に心配性で過保護になっている。また、アウト・ランドに追放したスカー派のライオン達を「卑怯者」と称して、偏見と呼べる程の強い警戒心を抱いている。 また、独身の頃の一人称は「僕」と「俺」だが、キアラの誕生後の一人称は「私」になった。声も成長している。 サバンナで起きた火災からキアラを救ったコブからプライド・ランドへ戻りたいと要望され、初めは彼がスカーの跡取りという事から反対するが、ナラから説得された事で「しばらくお前の動向を見た後で、結論を出す」という形で一先ず許す事にした。その後もコブへの懐疑心や警戒心がなかなか拭えず葛藤するが、仲を深めていくキアラとコブの姿を見た事や、ナラから諭された事もあって、自身もコブとふたりきりで話をしようとするなど、少しずつ歩み寄ろうとする。だが、その為に繰り出したサバンナでジラ率いるアウト・ランドのライオン達に襲撃されて重症を負い、この襲撃がコブの手引によるものと誤解した事から、コブへの懐疑心が頂点に達し、追放処分を言い渡してしまう。 その後、戦争を仕掛けてきたジラ達と群れを率いて戦うが、その最中に介入してきたキアラとコブの説得でアウト・ランドのライオン達が戦いを放棄したのを見て、自身も考えを改め、コブに謝罪し、最終的に生き残ったすべてのアウト・ランドのライオン達の追放を解いた。 ナラ サラフィナの娘。キアラの母親で、シンバの幼なじみにして妻。冷静かつ慎み深い王妃として、シンバを支え、キアラとコブの恋を優しく見守る。シンバと違って、コブが悪いライオンではないと信じており、コブを群れに戻すか否か苦悩するシンバに「(コブに)チャンスをあげましょう」と諭したり、ジラ達の襲撃後、コブに裏切られたと思い込んで彼を追放する事を決心したシンバに反対したが、彼の耳に入らなかったため暗い表情をした。戦争でビタニと対戦したが、キアラとコブの説得で納得し、よくここまで成長したと考え、喜んだ。 ラフィキ プライド・ランドのご意見番であるまじない師のヒヒ。折りにつけ、亡き王ムファサの霊と対話して助言を仰いでいる。キアラとコブの仲を取り持つよう努力するも、追放されたコブを見て肩を落とす。戦争には参戦せず、終戦後はキアラとコブの結婚を祝って鈴を鳴らした。 ティモン プンバァ シンバの友人であるミーアキャットとイボイノシシ。キアラのお目付役をシンバから頼まれているが、見つからないように尾行しているはずがすぐに発見されてしまったり、しょっちゅう見失ったり、任務をサボってケンカしたりと、ドジも多い。 最初はシンバ達と同様にコブを警戒し、除け者扱いしていたが、一緒に行動する事で打ち解け合い、仲良くなった。 キアラとコブの恋をこっそり見守り、キアラの背中を押したり、戦争ではティモンがプンバァの尻尾を銃に見立ててアウト・ランドのメスライオンたちに向けて、「少しでも動いたら(プンバァのオナラを)撃ち飛ばすぞ!」と言って撃退するなど、前作同様に要所要所で活躍している。終戦後はキアラとコブの結婚を祝って嬉し涙を流した。 ザズー かつて、シンバの教育係をしていたサイチョウ。今作はかつてムファサにしていたように、シンバの執事を務めている。おしゃべりな性格は健在。当初はアウト・ランドのコブを除け者扱いしていたが、成長したキアラとコブを見守り、コブが追放されたことを落ち込むキアラを励まし、幸いにも二人が再会するきっかけとなった。戦争ではジラ達の襲来を知らせる伝令を務めた。終戦後はキアラとコブの結婚を祝ってプンバァの涙を浴びた。
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