前作から変更された概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:30 UTC 版)
「ファイアーエムブレム トラキア776」の記事における「前作から変更された概念」の解説
戦闘では、攻撃速度(攻速)が一定以上勝っていれば自動的に追撃し、「技」の数値に応じて必殺攻撃が発生するシステムへと戻された。これに伴い、スキルより「追撃」「必殺」が削除された。武器の3すくみによる補正は減少し、間接攻撃は武器・魔法ともに、攻撃が当たらずとも使用回数が減るようになった。命中率の上限は99%・下限は1%。リアル戦闘設定のとき、相手が反撃不可能な状況の場合、相手側の命中率と攻撃力が表示されなくなった。 スキルでは、「ぬすむ」は「速さ」「体格」の条件を満たせば敵の所持品を100%奪うことができる、「みきり」は相手の全てのスキルを封じる、など変更が加えられているものがある(詳細は#スキルを参照)。 ステータスでは、「魔法防御」の概念が削除され、「魔力」の数値がそのまま魔法攻撃に対する防御力として扱われる。また、レベルアップの際、稀に「移動力」が上がることがある。「指揮」は周囲3マスへの影響から、マップに存在する同じ「所属」の全ユニットに影響するようになった。 武器では、『聖戦の系譜』にも存在した一部の武器に状態変化効果が付与され、風系魔法には飛行系ユニットへの特効が付与された。また、杖の使用に関してもミスや追撃が発動する。また遠距離の杖の効果範囲はフィールド全域に拡大されたが、玉座や城の相手にはサイレスやスリープの杖等の状態異常が効かなくなった(杖以外の状態異常攻撃でも同様)。武器熟練度(レベル)が採用され、繰り返し使用することで武器レベルは上昇していくようになった。最低レベルはEであり、最高レベルはA。 兵種では、騎馬・アーマー系については使える武器でクラス分けされているが、魔法使いは使える武器で区別されなくなった。 アイテムでは「きずぐすり」が復活。使用するとHPが全回復と効果が強化された。 また、騎乗系ユニットの「おりる」は、次回の出撃まで持ち越される。さらに、初代『暗黒竜と光の剣』同様、マップの出撃キャラクターの初期配置を自由に変更することが不可能である。初期配置では出撃しないキャラも含め、前マップに出撃したときの順序を保つため(たとえば、A、B、Cがあるマップで出撃し、次のマップでAは出撃しなければBが1番目、Cが2番目の配置になる)、特定のマップで思い通りの配置にしたければ、疲労を考慮したうえで、複数章に渡って出撃計画を練る必要がある。
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