初代・U10系、B10系とは? わかりやすく解説

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初代・U10系、B10系(1969年 - 1982年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 22:54 UTC 版)

トヨタ・コースター」の記事における「初代・U10系、B10系(1969年 - 1982年)」の解説

1969年昭和44年2月コースターという名前では初代となるRU18型ほかが登場する従来どおり、ダイナ姉妹車として開発されており、型式の「U」もダイナと共通である。最前部の屋根のみ少し高くされ(ハイルーフを除く)、運転席左側最前列席への移動性向上している。運転席ドア装備するとともにラップアラウンド形状(U字型)のバンパー採用した5Rガソリンエンジンのほか、J型ディーゼルエンジン設定されレントゲン車などの架装対応して発電用サブエンジンの搭載も可能であった1977年昭和52年2月マイナーチェンジフレーム補強ホイールベース15mm延長され型式がRU19となる。ブレーキマスターシリンダーがタンデムとなり、真空倍力装置一体型となる。5Rエンジン圧縮比アップなどで5 ps・1 kgm出力向上。外観ではフロントグリル意匠外板色や塗り分け変更1977年昭和52年6月ダイナフルモデルチェンジ先んじB10系に型式変更ダイナから分離され専用型式かたしきとなったため、運輸省認可上はモデルチェンジとなるが、外観踏襲されているため従来型との判別難しい。 ライトバス時代通しても初となる、カタログモデルとしてのハイルーフ設定されている。2Uエンジン用いたサブエンジン方式クーラー廃止され経済性騒音面を重視し乗用車等で一般的なエンジン直動式コンプレッサーとなっている。大きな車室冷気まかなうためのコンプレッサーは非常に大型となり、ベルト駆動では信頼性欠けるため、トランスミッションケース横から長い補助シャフト動力伝えPTO式を採用している。この補助シャフトアイディアは、初代エスティマスーパーチャージャー駆動にも応用されている(エスティマ動力取り出しPTOでは無く、クランクプーリーとベルトよる。)。 車両総重量とクーラーコンプレッサーの負荷考慮してエンジンには若干余裕持たせ、3,200 cc2Bディーゼルと、2,200 ccの20R型ガソリン新たに設定された。2B型は、ランドクルーザー40系排出ガス規制用として、1979年昭和54年)に日本国内向けのみに搭載されるまで、しばらくはコースター専用であった1979年昭和54年)、一部改良昭和54年排出ガス規制適合型式排ガス記号:K-)すると共にシフトレバーの配置コラムシフトからフロアシフトに、ワイパーシルバーからブラックそれぞれ変更された。

※この「初代・U10系、B10系(1969年 - 1982年)」の解説は、「トヨタ・コースター」の解説の一部です。
「初代・U10系、B10系(1969年 - 1982年)」を含む「トヨタ・コースター」の記事については、「トヨタ・コースター」の概要を参照ください。

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