函南町に関係する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 14:05 UTC 版)
1954年公開の黒澤明監督作品である「七人の侍」の冒頭で、野武士が見下ろした部落は下丹那地区である。また、映画「蜘蛛巣城」でもロケ地として使われている。 1991年に出版された鈴木光司によるホラー小説『リング』では、怪異の発端およびクライマックスの舞台として、函南町に所在する南箱根ダイヤランドをモチーフとした宿泊施設「南箱根パシフィックランド」が登場し、周辺の具体的な地名が小説中に登場する。ただし、1998年や2002年の映画では、舞台は伊豆やアメリカ西海岸に変更されている。 2005年のテレビアニメ『絶対少年』の物語前半は、地名こそ架空の名称に置き換えられているものの、丹那盆地周辺が舞台のモデルとなっている。 2003年のTBSドラマ『笑顔の法則』のドラマ内で、柚原和也(西島秀俊)が倉沢祐美(竹内結子)に告白した場所は、塚本にある満宮神社がロケ地である。 2007年のTBSドラマ『華麗なる一族』のドラマ内で、万俵鉄平(木村拓哉)と三雲祥一(柳葉敏郎)が猪に出会った丘は、伊豆スカイライン玄岳付近がロケ地である。また、ドラマ「おひとりさま」でも、沢井君香(松下奈緒)が車のキーを無くしたと神坂真一(小池徹平)に嘘を言った場所にも使われた。 2009年のTBSドラマ『おひとりさま』のドラマ内で、神坂真一(小池徹平)と沢井君香(松下奈緒)がドライブで走っていた道が、伊豆スカイラインであり、玄岳ドライブイン付近がロケ地である。 江見水蔭による小説で、伊豆七不思議のひとつで函南町平井にある「こだま石」をモチーフにした小説『丹那山の怪』を発表している。 吉村昭による小説で、丹那トンネルの難工事を克明に描いた作品である「闇を裂く道」がある。 踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行が監督を務める、青春映画『幕が上がる』が函南町文化センターで撮影された(2015年2月28日公開)。 2017年に集英社の週刊少年ジャンプ14号から始まり、単行本、アニメ化したDr.STONEのおよそ3700年後の世界で舞台になったと思われる。はっきりとした証拠はないが少なくとも箱根から西伊豆の方にかけて舞台になっているということより函南も含まれている可能性はおおいにある。 2018年のテレビ朝日ドラマ『相棒』シーズン17の第5話「計算違いな男」で、月光天文台が撮影場所として使われた。 2019年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で、奥原なつ(広瀬すず)が東洋動画スタジオの同僚とピクニックへ出かけた場所は、原生の森公園がロケ地である。
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