函南原生林とは? わかりやすく解説

函南原生林

函南原生林 函南原生林

1.森林状況
面積:223ha
標高550 〜840m
森林種類天然林100%
主な樹種カシケヤキブナ広葉樹100%
林齢140年
制限指定
土砂流防備保安林 昭和3年
富士箱根伊豆国立公園 昭和30年
保健保安林 昭和46年
水源かん養保安林 平成2年
自然環境保全地域 平成5年
2.水源状況 
種類湧き水
利用状況農業用水 650戸 170ha
水源流量:109m3/日

3.地域概況
 この温帯林暖帯林接点に当たり、他種類の樹木生育し大木多く見られます。藩政時代から「生立木絶対に伐らない」という施業方針のもと、厳重に保護されきました。そのため、原生林様相今でも保持していて、樹齢700年といわれるブナ巨木あります
 富士箱根伊豆国立公園指定されており、周辺生活環境保全遊歩道等が整備されていることから、年間通じて大勢観光客訪れます
所在地静岡県田方郡函南町桑原大樹
4.アクセス 
 列車JR東海道線「熱海駅下車十国峠経由元箱根行きバス乗り換え原生林入口」又は「富士箱根ランド下車徒歩45分
  車:東名高速沼津IC」から1時間
 問い合わせ先箱根山禁伐林組合 0559-78-2250

函南原生林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 14:22 UTC 版)

函南町」の記事における「函南原生林」の解説

函南町北東部来光川源流部に位置する標高460 - 680mの約14.0haの地域鞍掛山南西斜面広がる原生林で、樹齢100年前後と思われるヒメシャラ・ブナ・イヌシデなど温帯林代表種や、推定樹齢500年以上ともいわれるアカガシなど、目をみはるような巨樹点在している。学術的に首都圏近く原生林残っていることは希少である。江戸時代幕府領であった明治13年民有林となり、現在箱根山禁伐林組合の管理下で入山禁止となっている。

※この「函南原生林」の解説は、「函南町」の解説の一部です。
「函南原生林」を含む「函南町」の記事については、「函南町」の概要を参照ください。

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