函南の月光天文台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 14:25 UTC 版)
1975年3月22日、現在地(函南町)に「月光天文台」が移転開設した。1976年にプラネタリウム館を開設(1996年に改築)、1983年に地学資料館を開設。1986年に第2観測所(新館)開館。 1987年から2000年にかけて、天文家の大島良明と香川哲男がこの天文台で172個の小惑星を発見した。2000年の段階で、観測地点ごとの小惑星の発見数において、世界第40位に位置していた。 小惑星 (4261) 月光は、この天文台で大島良明によって発見された小惑星で、命名も天文台にちなむ。また、この天文台で発見された小惑星の中には、所在地にちなむ (4157) 伊豆 や (13934) 函南、設立母体にちなむ (3843) オイスカ や (5730) 與之助 などがある。国際天文学連合 (IAU) による天文台コードは888である。
※この「函南の月光天文台」の解説は、「月光天文台」の解説の一部です。
「函南の月光天文台」を含む「月光天文台」の記事については、「月光天文台」の概要を参照ください。
- 函南の月光天文台のページへのリンク