再生怪獣 ライブキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「再生怪獣 ライブキング」の解説
第2話「その時 ウルトラの母は」、第3話「ウルトラの母はいつまでも」に登場した。 大きく突き出した腹に出べそ、そして不気味な笑い声のような咆哮が特徴的な怪獣。武器は口からの火炎と怪力、そして再生能力である。 多摩川の河川敷の地中に潜み、大穴に偽装した鼻は「何でも飲み込む穴」として話題となる。一時的にコスモリキッドを捕食するもその消化に手間取っていたところ、穴へ落ちた子犬ポチを助けるために光太郎も潜ったことで、地上に出現する。ZATのパイプ作戦でコスモリキッドを抜き取られ、続けてコショウ作戦で光太郎とポチを吐き出した直後、タロウと対峙してコスモリキッドと共にタロウの左腕を折るなど苦戦させるが、コスモリキッドと共にウルトラフリーザーで凍結し、続けて放たれたストリウム光線を受けて一度は爆発四散する。 だが再生能力を持っていたため、残っていた心臓から間もなく完全な状態で復活する。今度はニワトリを襲いながら東京の地下に潜伏し、笑い声のような咆哮で市民を恐怖に陥れる。その後、共鳴を狙ったと考えられる笑い声のような咆哮の録音と家畜によって郊外へ誘き出されて出現し、一時は光太郎が下敷きになる。しかし、ウルトラの母の救援によって形勢が逆転した後は宇宙に運ばれ、ストリウム光線とマザー破壊光線を受けて全身を粉砕され、完全死を迎える。 デザインの担当者は不明。 スーツのコブはワイヤーでつながれており、1つ1つが独立して動く。造形物はスーツのほか、爆発用カポック2種類・本編用の背中のアップなどが用意された。 『小学二年生』で連載された内山まもる版『ウルトラマンタロウ』にも両怪獣が登場するが、第2話に登場。肩書に反して漫画では再生能力は全く見せず、タロウのヒーロー光線の一撃で倒されている。 『小学一年生』連載版の石川賢版『ウルトラマンタロウ』では連載第1回にライブキングのみ登場。東京の地面から出現し暴れまわり、現れたタロウのストリウム光線とアトミックパンチのコンボで粉砕されるが、一晩で再生。タロウとの再戦では頭部を潰されてもなお復活するなど強靭さを見せたが、最期は宇宙に連れ出され、そのまま太陽に投棄されて焼き尽くされるという最期を迎えた。なお、こちらでは一度タロウに倒された際「まだまだ死にはしないぞ」と人語を喋っている。
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