八重子十種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 05:13 UTC 版)
「水谷八重子 (初代)」の記事における「八重子十種」の解説
以下一覧中、「初演」は初代八重子によるそれぞれの役の初演、「備考」であげた映画化作品は八重子が出演したもののみをあげた。 演目役名作者初演備考 1 たいいの むすめ『大尉の娘』 退役軍人森田慎蔵娘露子 中内蝶二 1923年(大正12年)7月御国座 1929年(昭和4年)発声映画社『大尉の娘』1936年(昭和11年)新興キネマ『大尉の娘』 2 ふうりゅう ふかがわ うた『風流深川唄』 料理茶屋深川亭娘おせつ 川口松太郎 1938年(昭和13年)12月東京劇場 3 たきの しらいと『瀧の白糸』 水芸太夫瀧の白糸 泉鏡花 原作花房柳外 脚色 1940年(昭和15年)3月東宝劇場 1946年(昭和21年)大映『滝の白糸』 4 はなの しょうがい『花の生涯』 大老井伊直弼情婦村山たか女 舟橋聖一 1953年(昭和28年)10月新橋演舞場 5 あしたの こうふく『明日の幸福』 松崎寿敏妻恵子 中野實 1954年(昭和29年)11月明治座 1955年(昭和30年)東宝『明日の幸福』(ただし演じたのは恵子の姑・淑子) 6 こうじょ かずのみや『皇女和の宮』 徳川家茂御台所和宮親子内親王 川口松太郎 1955年(昭和30年)7月明治座 7 じゅうさんや『十三夜』 官吏妻おせき 樋口一葉 原作久保田万太郎 脚色 1955年(昭和30年)12月新橋演舞場 8 ろくめいかん『鹿鳴館』 影山伯爵夫人朝子 三島由紀夫 1962年(昭和37年)11月新橋演舞場 9 めいじの ゆき『明治の雪』* 清貧作家樋口夏子 北條秀司 1966年(昭和41年)11月新橋演舞場 *のち『樋口一葉』と改題 10 てらだや おとせ『寺田屋お登勢』 伏見寺田屋女将お登勢 榎本滋民 1968年(昭和43年)2月明治座
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