じゅうさんや

デジタル大辞泉

じゅうさん‐や〔ジフサン‐〕【十三夜】

読み方：じゅうさんや

１ 陰暦13日の夜。

２ 陰暦9月13日の夜。8月15日夜の十五夜に次いで月が美しいとされ、「後(のち)の月」という。十五夜の月を芋(いも)名月というのに対し、豆名月・栗名月ともいう。《季 秋》「泊る気でひとり来ませり—／蕪村」

[補説] 書名別項。→十三夜

じゅうさんや〔ジフサンヤ〕【十三夜】

読み方：じゅうさんや

樋口一葉の小説。明治28年（1895）発表。不幸な結婚をしたお関を通し、封建的な社会の矛盾を女性の立場から描く。

隠語大辞典

十三屋

読み方：じゅうさんや

1. 櫛屋（九四屋）をいふ。
2. 櫛屋のこと。又は小間物店のことをいふ。櫛は即九と四でその和が十三になるから名づけたのである。〔犯罪語〕
3. 櫛屋のこと。又は小間物店のことをいふ。櫛は即ち九と四でその和が十三になるから名づけたのである。
4. 櫛（くし）屋を云ふ。九四を合すれば十三となるより。又「じうさうや」とも云ふ。
5. 櫛屋のこと、又は小間物店。九と四で十三になるから。

分類 犯罪語

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