全農チキンフーズとは? わかりやすく解説

全農チキンフーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/24 18:22 UTC 版)

全農チキンフーズ株式会社
ZENNOH CHICKEN FOODS CORPORATION.
種類 株式会社
本社所在地 日本
108-0075
東京都港区港南2-12-33
設立 1972年昭和47年)9月20日
業種 食料品
法人番号 2010401078995
事業内容 鶏肉製品の販売
代表者 坂井 達弥(代表取締役社長)
資本金 23億7百万円
売上高
  • 1,290億200万円
(2025年3月期)[1]
営業利益
  • 37億600万円
(2025年3月期)[1]
経常利益
  • 39億4,100万円
(2025年3月期)[1]
純利益
  • 27億6,000万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 534億8,400万円
(2025年3月期)[1]
従業員数 175名
決算期 3月31日
主要株主 全農、宮崎県経済連、鹿児島県経済連
主要子会社 (株)アサヒブロイラー 100%
外部リンク http://www.ja-zcf.co.jp/
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全農チキンフーズ株式会社(ぜんのうチキンフーズ、英文名称ZENNOH CHICKEN FOODS CORPORATION.)は、全農グループの食肉加工会社。主に鹿児島県宮崎県佐賀県岩手県産の国産鶏肉を扱う。拠点は品川西宮市の東西営業本部を軸に、北は秋田県から南は宮崎県まで18事業所を展開する。

沿革

  • 1972年昭和47年)- 全農と、食肉卸業者の株式会社鳥市との共同出資により、株式会社全農鳥市設立。
  • 1983年(昭和58年)- 全農鳥市が鳥市の全株式を取得、100%農協資本となる。
  • 1990年平成2年)- 全農鳥市と全農の食鳥販売事業を統合し、全農チキンフーズ株式会社発足。
  • 2002年(平成14年)
    • 2月 - 住田フーズの筆頭株主となる。
    • 3月 - 全農チキンフーズと鹿児島くみあいチキンフーズが、タイ産・中国産鶏肉約7トンを「鹿児島県産 無薬飼料飼育若鶏」と偽り、コープネット事業連合に販売[2]狂牛病により鶏肉需要が急増し、欠品対策として全農チキンフーズの指示で偽装が行われたとされている[3]。4月22日には当時の社長と専務が辞任した[4]。これに関し、3月29日に農林水産省はJAS法違反と認定[5]、6月28日にさいたま地方検察庁不正競争防止法違反により全農チキンフーズの元首都圏支店長ら幹部3人と、法人の全農チキンフーズを起訴した[6]
  • 2007年(平成19年)- 販売力強化の為、東西営業本部制を採用
  • 2008年(平成20年)- 株式交換により、宮崎くみあいチキンフーズおよび鹿児島くみあいチキンフーズを統合。また、この年に本社機能を戸田市から品川へ移転した。
  • 2020年令和2年)4月27日 - 明治からアサヒブロイラー株式90%を取得し、アサヒブロイラーを連結子会社化[7][8]
  • 2021年(令和3年)4月1日 - 明治からアサヒブロイラー株式10%を取得し、アサヒブロイラーを完全子会社化[7][8]

主力商品

  • 鹿児島いいとこ鶏
  • 健康咲鶏
  • はまゆう鶏
  • みちのく清流若どり
  • みちのく清流味わいどり
  • 菜彩鶏(十文字グループと共管)
  • までっこ鶏(十文字グループと共管 ※生協向け商材)
  • JAチキン加工品(ナゲット・ミートボール等)

販売先

東西営業本部や支店では大手生協や大手量販店を基軸とし、営業所では地方中堅スーパーや個人経営の精肉店もカバーし、多岐にわたる。

事業所

現行

過去

脚注

外部リンク





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