全農物流とは? わかりやすく解説

全農物流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 14:41 UTC 版)

全農物流株式会社
種類 株式会社
略称 ZLC
本社所在地 日本
東京本社101-8502
東京都千代田区神田錦町3-13-7
埼玉本社346-0025
埼玉県久喜市樋ノ口50-5
本店所在地 101-8502
東京都千代田区神田錦町3-13-7
設立 1971年昭和46年)3月10日
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 3010001011918
事業内容 倉庫業
貨物自動車運送事業
貨物利用運送事業
代表者 代表取締役社長 塩田 弘幸
資本金 15億7,000万円
売上高
  • 827億3,200万円
(2025年3月期)[1]
営業利益
  • 4億7,700万円
(2025年3月期)[1]
経常利益
  • 7億700万円
(2025年3月期)[1]
純利益
  • 5億7,900万円
(2025年3月期)[1]
純資産
  • 173億3,800万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 336億1,100万円
(2025年3月期)[1]
従業員数 770名(2016年4月現在)
支店舗数 3部支社・8支店
主要子会社 株式会社エーシーエル物流北海道
外部リンク https://www.zennoh-butsuryu.co.jp/
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全農物流株式会社(ぜんのうぶつりゅう)は、JA全農グループの物流会社。2007年12月1日にエーコープラインから現社名に変更した。米穀農産物飼料・農業資材などの輸送を行う。

取扱品目

数量ベースでは飼料が約45%を占め、米穀22%、酪農と肥料・農薬各7%と続く。収入ベースでは、米穀が約36%、飼料18%、酪農14%、園芸・農産9%となっている。

米穀・農産物物流
協力会社の利用運送事業により、産地のJA倉庫から消費地の倉庫や精米工場・加工工場への輸送を行うほか、全国6ヶ所の自社倉庫および協力会社の倉庫で農産物の定温保管を行う。
飼料物流
協力会社により、港湾サイロから飼料工場への原料輸送、飼料工場から農家やJAへの製品輸送を行う。
酪農物流
協力会社により、酪農家から乳業工場への原料乳の輸送を行う。
JA・資材物流
JA物流センターから農家へ、農業資材の3PL輸送を行うほか、エーコープ店舗への商品配送、出荷拠点での庫内作業を行う。

業態

倉庫事業
秋田県秋田市埼玉県久喜市新潟県新潟市茨城県大洗町愛知県名古屋市兵庫県神戸市佐賀県鳥栖市の自社倉庫および協力会社の倉庫で、米穀や農産物の定温保管を行う。神戸には冷蔵倉庫も保有している。
陸上輸送事業
協力会社のトラックJRコンテナによる利用運送事業を行っている。米穀用フレキシブルコンテナバッグや、生乳用タンクコンテナなども採用している。
海上輸送事業
内航船を使った利用運送事業のほか、中国インドネシアマレーシアから日本へ肥料・飼料原料を運ぶ近海輸送、輸入穀物・肥料などを港湾サイロから各地の飼料・肥料工場へ、また米穀を国内産地から消費地へ運ぶ内航輸送を行っている。近海輸送は年間約25万トン、内航輸送は約180万トンの取扱いがある。内航輸送は自社船2隻、定期船9隻、委託船2隻を使用している。

沿革[2]

  • 1971年3月 - 株式会社エーコープラインを設立(本社:大手町・農協ビル)。
  • 1975年3月 - 本社事務所を日立ビルに移転。
  • 1987年4月 - 全社オンライン業務システム稼働(倉庫・陸上輸送・海上輸送・未収/未払管理)。
  • 1988年7月 - 全社オンライン会計情報システム稼働。
  • 2005年7月 - 本社を名古路ビルに移転。
  • 2007年12月 - 社名を全農物流株式会社に変更。
  • 2013年 4月 - 全農青果サービス株式会社から一部事業の譲受を受ける。

脚注

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