作品ができるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 06:11 UTC 版)
「異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない」の記事における「作品ができるまで」の解説
本作は「学園もの」のジャンルばかり執筆してきた池山田が、初めて「ファンタジー」に挑戦した作品である。池山田が前作『同・級・生!!』の連載をしていた2019年の夏、次回作にファンタジーか異世界ものはどうかと編集長と担当編集者から提案があった。これまで現代を舞台とした作品しか執筆の経験がない池山田には、迷いがあった。しかしコロナ禍でエンターテイメントを鑑賞していたところ、「夢のあるお話ってこんなに人を元気づけるんだ」と考えた池山田は、本作の執筆を決意。打ち合わせを重ね、池山田が描きやすいよう「腐女子やオタク要素」と、池山田の好みである「転生もの」の要素を入れ、1話目が制作されたという。「ファンタジー」は未知の領域であり、試行錯誤をしながらも、新鮮な気持ちで描かれている。
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作品ができるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 23:27 UTC 版)
「ジャングル黒べえ」の記事における「作品ができるまで」の解説
本作は藤子作品としては珍しくテレビアニメ化企画が先行した作品で、過去『オバケのQ太郎』など一連の藤子作品を手掛けてきた東京ムービーが制作を担当。藤子はストーリーと漫画連載を担当した。 企画当初のキャラクター原案は当時Aプロダクションに在籍していた宮崎駿が手掛けている。ただし、宮崎が出したアイデアは「アイヌ神話のコロポックル(ホビット)と人間の交流を描く」という、完成作品とは全く異なるものであった。宮崎とともに原案を作った楠部三吉郎によると、コロポックルの兄妹が人間の住宅天井裏に住みつき、人間のものを「狩猟」と称して勝手に持ち出すストーリーであった。主人公(コロポックル)の名前から『頭の上のチッカとボッカ』という仮題がつけられて楠部が毎日放送に企画を持ち込んだところ、番組化の運びとなったが、当時はまだ無名であった宮崎の起用に毎日放送は難色を示した。楠部が(『新オバケのQ太郎』で接点のあった)藤子不二雄に頼むという代案を出し「企画の形がなくなるかもしれないが注文は付けない」という条件で了解を得る。楠部がそのあと藤子・F・不二雄に事情を説明して(企画書や原案の絵は見せずに)依頼したところ、「発想はおもしろい」が「このままじゃ難しい」という理由で、自分なりの発想で描き直してできたのが、アフリカ先住民をモチーフとする『黒べえ』であったという。藤子Fはのちに楠部に対して「楽しい作品だったけれど、でもあれは私のキャラクターじゃないね」と述べたという。また「なかなかキャラクターに感情移入できなかった」とも語っている[要出典]。 2016年に、宮崎が作った『頭の上のチッカとボッカ』の設定原画がまんだらけのオークションに出品され、53万円で落札された。
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