伊我保ホットスプリングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:52 UTC 版)
「アイシールド21の登場人物」の記事における「伊我保ホットスプリングス」の解説
小説版に登場した伊我保温泉(モデルは伊香保温泉[要出典])の社会人チーム。盤戸と同じキック専門チームでもある。総勢58人という大所帯だが、チームメイト達はそれぞれ本業があるため、全員揃うのは年に一度あるかどうか。アメフト経験者は中のみだが、角屋敷以外の大人達は常日頃の労働で培った体力を備えており、侮れたものではない(事実、序盤は泥門を苦戦させた)。しかし地域のアメフトチームが少ないためなかなか試合のチャンスに恵まれず、実戦経験が少ないのが弱点。 角屋敷吉海(かどやしき よしみ) ラインバッカー (LB)。背番号41。身長163cm。体重52kg。 唯一の高校生選手。元々はアメフトをやるために王城中学に入学したが、父親が事業に失敗し、入学してから僅か2週間で転校することになる。家の経済状況が芳しくないため、アメフト部のある遠くの高校には通えず、部のない近場の伊我保高校に通わざるを得なかったが、数学教師の三角金八から地元のアメフトチームに誘われ、アメフトを諦めてしまうことだけは防げる。チーム自体に不満はなかったが、同じ高校生がいないことに一抹の寂しさを覚えていた。 そんな折、泥門との親善試合が決まり、セナに真っ向勝負を挑んだ末敗退する。その後はセナに言われ、クラスメイトの高梨と共にアメフト部を作ることを決意した模様。現在の実力では下位に属しているが、潜在能力では彼に近いらしい。 中鉄矢(あたり てつや) クォーターバック (QB)。背番号1。39歳。 学生時代はアメフト部に所属しており、チーム内で唯一のアメフト経験者。普段は石段街で射的屋を営んでいる。モン太・瀧・十文字・黒木・戸叶の5人を挑発し、いいカモにするが、ヒル魔と高見によって商品に全弾命中させられた。キッドの早撃ちに似たパスを放てる。 在刈泉(あるかり いずみ) キッカー (K)。背番号91。29歳。 旅館「井伊湯屋」の三代目。元サッカー少年。 厚木小五郎(あつき こごろう) ランニングバック (RB)。30歳。 伊我保温泉旅館組合・副組合長。学生時代は駅伝の選手。 近藤猛(こんどう たけし) ライン。背番号55。27歳。 普段は石段街で弟の進とうどん屋を営んでいる。試合序盤は弟や越と共に十文字と黒木を押し負かして見せた。 近藤進(こんどう すすむ) ライン。背番号56。26歳。 近藤猛の弟。双子でもないのに兄と同じ顔をしているらしい。 越津代史(こし つよし) ライン。背番号58。 近藤兄弟同様、普段は石段街でうどん屋を営んでいる。 三角金八(みすみ かねはち) コーナーバック (CB)。背番号32。 伊我保高校の数学教師を務めており、生徒からは「キンパチ」と呼ばれている。同窓会の席で中学教師をしている元クラスメートから角屋敷のことを聞かされ、入学式の当日に角屋敷をチームへ誘った張本人。賊学の葉柱に匹敵する長い腕を持ち、腕の長さを利用したタックルを得意とする。 武田(たけだ) 監督。 溝六と庄司の千石大でのかつてのチームメイト。赤ん坊の孫娘をセナと進に助けてもらった礼のために北江屋旅館を訪れ、そこで偶然溝六と庄司に再会する。嘗て死の行軍に挑んだ際、自分達が抜けたことが原因による溝六の選手生命が絶たれた事実を激しく後悔していた。それ以降逃げるように部を辞めてしまうが、しばらくして妻の故郷である伊我保に戻りホットスプリングスを結成する。
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