今村家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 02:19 UTC 版)
今村進次(いまむら しんじ)〈58〉 演 - 田中哲司 望美の父。 かつては大手ハウスメーカーの営業マンで社長賞を何度も取るなど成績も優秀だった。 望美の事故後しばらくは意識回復を信じて多恵と毎日看護を続けるも延命措置をめぐり毎日喧嘩になり「私はあなたのような弱い人間じゃない」と言われ心が折れてしまい離婚。1年後に過去にお見合いで出会った加奈と再婚したが、前の家族に未練があり家族関係はうまくいっておらず、そのことが加奈に不満を持たれており、第7話では望美にも指摘された。 25年前、望美の自転車のブレーキが壊れているのを知りながら修理に出さなかったことから(第2話回想ですれ違った望美が通り過ぎ後思い出している)事故の原因は全部自分にあると責めていた。 現在の時岡家は彼が建てたものであるが現在では名義は多恵のものになっており、第1話で望美の退院祝いに家族で暮らしているふりをしろと言われ久しぶりに自宅を訪れた際には単身赴任が長かったと誤魔化している。第7話で多恵が家を売ると言った際には怒っていた。 現在での仕事はアフターサービスが中心となったことで早期退職→青森支社転勤の話が出ていた中、加奈に家から追い出され顧客に引き渡す家で酔いつぶれていたことが原因で懲戒解雇になった。第7話では工事現場で働いていたが、最終回では子供の頃からの夢だった一級建築士の夢を叶えるためエピローグで勉強していた。 多恵の葬儀では望美と愛美が呆れるほど号泣し、火葬の煙が出て二人に指摘されるまで泣いていた。 今村加奈(いまむら かな)〈50〉 演 - 富田靖子 進次の再婚相手。進次とは過去にお見合いで出会っている。 前夫と離婚後に進次と再婚するが、進次が前の家族に未練があることに薄々気づいており、自分たちと向き合ってくれないことに不満を抱きながら暮らしていた。 第5話で日ごろの不満から暴れた後、通販で物を買う以外は部屋から出てこなくなり口も利かなくなり、離婚届を突きつけるも第8話で進次が達也のアドバイスを受け、昔の家族と一緒に暮らしたいと打ち明け離婚を決意し、判を押した離婚届けを受け取らず許している。 今村達也(いまむら たつや)〈25〉 演 - 竜星涼 加奈の連れ子(進次の義理の息子)。 大学を卒業後、就職先で職場いじめに遭い、2年足らずで退職した後、心を病んで部屋に閉じこもってしまい、食べ物や飲み物が欲しいときのみメールを送って出てくる(公式サイトでの説明では毎回手にしたアイテムが部屋での行動でのヒントになっていると書かれている)。 整形手術のために100万円を出すなら出てくると言い、その最中、望美が来た際、彼女にしつこく質問攻めを受けたことや整形手術のことを言った際、憎んでいる自分の顔のことを言われたことで余計に荒れてしまい、加奈の顔に痣があったことから暴力を奮ったことが示唆されており、家庭環境は余計に悲惨なものになってしまった。 第9話で自身の本心を打ち明けた後は、家族で食事をするようになった。最終話ではハウスメーカーの夢が見つかり、エピローグではそこで働いている。
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