五人の龍戦士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 13:57 UTC 版)
読みは「ごにんのドラゴン」。大魔神を討ち滅ぼした龍天大聖が大魔神の復活を阻止するために地上へ遣わした五人の戦士。『飛龍の拳II』からは変身することにより鎧のような衣装に身を包み、法力を使用することができるようになる。続編の『飛龍の拳III』からは武器(双剣か棍)が使用することになる。 なお,龍戦士という設定は『飛龍の拳II』から登場した。ストーリーモードではコマンドで『なかま』を選ぶと交代出来るが、『飛龍の拳II』と『飛龍の拳S』(ミンミン以外)では魔界衆や月光衆などと対決しか交代できない。 龍飛(りゅうひ) 主人公。22歳(初代は20歳)、中国・龍飛峰にて育ての親でもある寿安老師に師事して拳法を学んでいた。若年であるが、門外不出の必殺奥義である「飛龍の拳」を使いこなすほどの達人。老師が暗殺された後はその遺言に従い、寿安老師の親友である元涯のもとに身を寄せる。龍戦士のリーダーとして師の敵であり大魔神復活を企む龍の牙と戦い、道中で知り合った仲間の覚醒を手助けする。一人称は「おれ」。黄金龍の化身。基本カラーは初代は緑(書を取り戻す度に変化し最後は赤)、『II』は青、『ゴールデンファイター』以降は変身前は赤で変身すると青。使用する武器は双剣、法力は天系の技を使う。 ミンミン 龍戦士の紅一点で麒麟の化身。20歳。拳法界の天才少女と評される。武芸の手ほどきを受けていた父親を龍の牙に殺害された。初代『飛龍の拳』では龍飛のライバルだった。初代の髪型はシニヨンだったが、『ドラゴンの翼』からはポニーテールに変化している。昇龍と行動することが多い。一人称は「わたし」。基本カラーはピンク、『ゴールデンファイター』以降は変身前は白。使用する武器は双剣、法力は炎系の技を使う。『ゴールデンファイター』および『ハイパーバージョン』のストーリーモードでは怪我を負った影響で使用することができず、変身もできない(ただし、対戦モードでは変身前の姿で使用が可能)。 ハヤト フルネームは「ゴウ・ハヤト」。龍戦士の一人で鳳凰の化身。24歳。熊を相手に修行を積む日本出身の空手家(『バーチャル飛龍の拳』以降では古武術家)で、独自の流派を築くべく研鑽に励んでいる。第一作では「実直素朴な性格」で暑苦しい出で立ちだったが、『II』以降は長髪の美男子となって性格もキザになっており、後発作品では女性キャラクターとの絡みも増えている。龍飛とはライバルであったが、龍戦士として目覚めて以降は共闘する。一人称は「わたし」。基本カラーは紫。使用する武器は棍、法力は風系の技を使う。 ワイラー 龍戦士の一人で獅子の化身。29歳。龍戦士の中では最も大柄かつ最年長である。CIAに所属しており、上の3人とは異なり、伝統武術ではなく近代的な軍隊格闘術の使い手。ゲーム中では体力や攻撃力に秀でている。生物兵器研究所の第一次調査隊の最後の生き残りで、龍飛たちと出会い龍戦士として覚醒した、一人称は「おれ」。基本カラーは青、『ゴールデンファイター』では緑。使用する武器は棍、法力は雷系の技を使う。 昇龍(しょうりゅう) 龍戦士の一人で白金龍の化身。15歳。龍戦士の中では最年少であり、体術においても未熟であるが、世界的に有名なゴーストハンター(超常現象解明組織)「征魔団」の総帥を務めるほど卓越した超能力の持ち主でもある。初見でハヤトからは「生意気なガキ」と発言され、ゲーム中では法力に長けている。作品によってはその身軽さを生かしてルチャリブレ(メキシカンプロレス)をバックボーンに戦うこともある。一人称は「ぼく」。基本カラーは黄緑、『ゴールデンファイター』では青。使用する武器は双剣、法力は光系の技を使う。
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