乱歩が登場するフィクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:36 UTC 版)
「江戸川乱歩」の記事における「乱歩が登場するフィクション」の解説
『目羅博士』など、一部の作品は「私が聞いたり見たりした話を元に書いた」という体裁を取っており、聞き手として乱歩が出てくる。 『陰獣』:乱歩作。自身をパロディした作家「大江春泥」が登場。春泥の本名「平田一郎」も乱歩の本名「平井太郎」をもじっている。 横溝正史『呪いの塔』1932年。上記『陰獣』をさらに捻った推理パロディ長編。意外性を狙っているため、乱歩に相当する人物は、親友の横溝以外には困難だったであろう遠慮会釈のない造形となっている。 斎藤栄『乱歩幻想譜』1974年。乱歩を主人公にして、作品世界と関連した事件に次々と遭遇する連作短編。 加納一朗『浅草ロック殺人事件』1985年 - 乱歩をモデルとした探偵作家「香川幻夢」が登場。 久世光彦『一九三四年冬―乱歩』初刊1993年、創元推理文庫、2013年(新版) - 山本周五郎賞受賞。 映画『RAMPO』1994年 - 乱歩役は竹中直人。 映画『まぼろし探偵 地底人襲来』1960年 - 乱歩のパロディである作家「江戸山散歩」がキャラクターとして登場。 映画『シルバー假面』2006年 - 作家になる前の「平井太郎」として登場。 映画『ゴーストライターホテル』2012年 - 著名な作家たちが執筆のために宿泊したというホテル「本天堂」に現れる作家の霊の一体として。乱歩役はカンニング竹山。 舞台『サンタクロースが歌ってくれた』(演劇集団キャラメルボックス) - 作家になる前の「平井太郎」として劇中映画「ハイカラ探偵物語」に芥川龍之介と共に黒蜥蜴を追い詰める探偵役として登場し、スクリーンから飛び出した黒蜥蜴を追って芥川と共にスクリーンから飛び出す。太郎役は上川隆也と岡田達也(2010年10日限定公演のみ)。 テレビアニメ『啄木鳥探偵處』2020年 - 作家になる前の「平井太郎」として登場。 漫画・テレビアニメ『文豪ストレイドッグス』2013年~ - 文豪をモチーフとしたキャラクターの一人として登場し、「超推理」の異能力を持つ。
※この「乱歩が登場するフィクション」の解説は、「江戸川乱歩」の解説の一部です。
「乱歩が登場するフィクション」を含む「江戸川乱歩」の記事については、「江戸川乱歩」の概要を参照ください。
- 乱歩が登場するフィクションのページへのリンク