主要人物、生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 06:16 UTC 版)
「リンドバーグ (漫画)」の記事における「主要人物、生物」の解説
ニット 本作品の主人公。代々「ボーダー守り」と呼ばれる家系に生まれた12歳の少年。不思議な生物のプラモと、チャックという小鳥と暮らす。父亡きあと、今は羊を飼っており、羊飼いのように街の人々の羊を預かり世話をすることで生計を立てている。 父のメリウスが国禁の「飛翔罪」を犯した上に死亡したことにより、「飛翔罪犯の息子」として不遇を囲うも、ナンナやモーリンによって無事に日々を過ごしている。だが実は亡き父と同じく、空を飛ぶことに憧れており、自宅の地下にある父譲りの秘密の作業場で「翼」と過ごすことを楽しみとしていた。 シャークとの邂逅を経て、外に広がる世界を見たい、という思いを実現するために、プラモとシャークと共に冒険へと旅立つ。 エルドゥラから脱出後はシャークによりシャーク空賊団の一員とされ、歳下であることから一番格下の扱いを受ける。シャーク空賊団が商会の輸送船を襲ったことに対しては憤り、シャークに対しても憎いという感情を持ってしまう。だが、連行された人々を開放したことなどから再び信頼の気持ちが起き、シャーク空賊団の一員として生活を続けていく。 ルゥルゥが「シャントス・エア・レース」に出場したいと言った際、シャークの提案でプラモと共に参加することとなる。 プラモ ニットの「相棒」。共に暮らす不思議な生物。外見はトカゲのようだが行動パターンや「ワン」という鳴き声などは犬のようである。雨の中、「ボーダー」で卵から孵化したばかりのところをニットとメリウスが発見し連れて帰った。 その正体は「リンドバーグ」の幼獣である。ニットが王に捕まったとき、その飛翔能力を開花させる。メリウスが遺して行った「翼」を装着し、冒険へと旅立つ。 シャーク空賊団ではハーネスを取ってもらったことからルゥルゥに懐く。 ティルダからその姿を「愛しげな」と言われ、無理矢理連れ去られそうになった。 シャーク 「リンドバーグ」と呼ばれる巨大な生物に乗り、空を飛んで外界からやって来た謎の男。その名の通り鮫のごとく尖った歯を持っている。その歯と逆立った髪、オルニソス王家の兵隊多数をなぎ倒した武勇伝から、エルドゥラの人々から空から来た「鬼」と恐れられる。 旅立つ前日訪れた「“つばさ”屋」でアクラから、自分の生き方に後悔なぞ無いと思っている目、と評される。ニットを「必ず返せ」と言われるも返事はしなかった。 旅立つ直前王宮に忍び込む。オルニソス王から飛翔を禁じている真相を聞いた結果、銃口を向けた。 ニット、プラモとの待ち合わせには遅れるも、辛くも間に合い、共に再び旅立った。 その正体は「シャーク空賊団」の船長である。エルドゥラから脱出、「守護者」の追尾を逃れた後シャーク空賊団と合流してからは、ニットを船の一員とし、一見冷たい対応を取る。 グリアード商会の輸送船を襲撃した際、憎しみを持ったニットから悪人と呼ばれ、ある決意を聞かされるが、この言葉を気に入り、「この世界のありのままを」見定めてくれと思う。 ニットが銃を持つことに対してはある思いを持っているようで、ニットに対しては「さわるんじゃない」と言い、ルゥルゥにも「ニットに銃は扱わせるな」と厳命している。
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