三波川帯とは? わかりやすく解説

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三波川変成帯

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 20:43 UTC 版)

三波川変成帯(さんばがわへんせいたい)は中央構造線の外帯に接する変成岩帯である。日本最大の広域変成帯とされ、低温高圧型の変成岩が分布する。名称は群馬県藤岡市三波川の利根川流域の御荷鉾山の北麓を源流とする三波川産出の結晶片岩を三波川結晶片岩と呼んだことに由来する。三波川帯とも呼ばれる。中央構造線を挟んで北側の領家変成帯と接する。


注釈

  1. ^ 1Maは100万年前の地質年代

出典

  1. ^ a b c 勘米良亀齢, 橋本光男 & 松田時彦 1992
  2. ^ 鳥山隆三 『教養の地学 改訂版』 朝倉書店、1986年
  3. ^ 力武常次 『固体地球科学入門 -地球とその物理-』 共立出版、1994年
  4. ^ 国指定文化財データベース 三波石峡
  5. ^ Seki, Y., Onuki, H., Oba, T. and Mori, R.(1970): Sanbagawa metamorphism in the central Kii peninsula, Japan. J. Geol. Geogr., 41, 65-78.
  6. ^ 諏訪ほか(1997):XXXVページ
  7. ^ 田中喜久雄. “伊勢湾台風で一部露出―月出の中央構造線露頭地”. 歴史の情報蔵. 三重県環境生活部文化振興課県史編さん班. 2016年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月18日閲覧。
  8. ^ 中山勇 1983.
  9. ^ 栗本史雄 1993.
  10. ^ 栗本史雄 1995.
  11. ^ 小島丈児, 秀敬 & 吉野言生 1956.
  12. ^ 田代博、藤本一美、清水長正、高田将志 『山の地図と地形』 山と溪谷社、1996年
  13. ^ 青木一勝 et al. 2007.
  14. ^ 青木一勝 et al. 2010.


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