万年筆など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 03:56 UTC 版)
・トレド 925シルバーの軸全体に24Kで装飾・彫金が施されているバーメイル仕様の万年筆。最高級品の一つでサイズ違いでM900とM700がある。尻軸にキャップを挿した状態での筆記バランスには定評がある。 ・スーベレーンシリーズ ペリカン社を代表するロングセラー製品で、世界中の作家から一般人に至るまで多くの人々に愛用されている、万年筆のスタンダードともいえるモデル。スーベレーンはドイツ語で「すぐれもの」を意味する。サイズ違いで大きい順にM1000、M800、M600、M400などがある。スーベレーンの縞軸は、プレキシグラスの透明板と色板を何枚も重ねて圧縮し、模様になった断面を薄くスライスして、それを丸めて繋いで形成する。このようにして生まれる一本一本の縞模様は、すべて微妙に異なる。M800緑縞モデルは、1997年に世界の万年筆人気投票でペン・オブ・ザ・イヤーを獲得している。(M300は廃盤) ・トラディショナルシリーズ 軸に金属を使用する事で程よい重さと質感を出している万年筆。かつては3つほどのモデルがあったが、現行は1モデルのみである。 ・クラシックシリーズ 廉価品のシリーズ(プラスティック部品を多用し軽量)で見た目はトラディショナルシリーズに似ている万年筆。 黒と白のシリーズや特別生産品(現在流通しているものには、カフェクリーム、コニャック、デモンストレーター:透明モデル、太字のみの蛍光ペン仕様のイエローデモンストレーター、シャイニーグリーンがある。)が 存在する。全てのモデルが吸入式だったが、一部でカートリッジ式も発売されている。 ・ペリカーノ カートリッジ式インクを使用するスクール用万年筆。ニブはステンレス製。ペリカーノ(ニブサイズM/F)と初心者用のペリカーノ・ジュニア(ニブサイズA)がラインナップされている。(現行はジュニアのみである。) ・ダクタス ブラス製ボディとフラットなペン先、カートリッジ式を採用したモダンなモデルの万年筆。 ・レベルペン 通常の3倍のインクを補充可能で長時間筆記が可能な万年筆。専用インク壺を使い、尻軸から直接インクを注入する。現在は販売していない。 ・世界の都市シリーズ - 限定生産品の万年筆、M600がベース ・世界の史跡シリーズ - 限定生産品の万年筆、M600がベース ・世界の七不思議シリーズ - 限定生産品の万年筆、M1000がベース
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