万年筆のCMに関するエピソードとは? わかりやすく解説

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万年筆のCMに関するエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:52 UTC 版)

大橋巨泉」の記事における「万年筆のCMに関するエピソード」の解説

1969年放映されパイロット萬年筆(現:パイロットコーポレーション)「パイロット万年筆エリートS」のCM譜面台の上万年筆走らせながらしゃべった「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」という台詞当時流行語となる。なお、巨泉台詞にはテイク2バージョンとして「すぎしびの ほねのすねにて はぎりてら すらりぺらぺら はっぱのにのに。『のにのに』ってなぁ、良くないね。こりゃやっぱり『ふみふみ』だろうねぇ。」もあった。この台詞巨泉アドリブだったといわれているが、一時巨泉ものまね演じる際に枕詞のように用いられることも多かった。この台詞は後に昭和万葉集1980年発刊)に短歌として収録されている。 巨泉著書巨泉 人生選択』によると、当時パイロット萬年筆同業他社との競争ヒット商品もなく、経営危機に陥っており約800名もの大量解雇決断せざるを得ない瀬戸際追い込まれていた。巨泉CM起用されたが、当初はまったく別内容台本用意されいたものの「ありきたりメッセージで、面白く何ともない」と巨泉クレーム付けたことから自らアドリブ演じたのが「はっぱふみふみ」だったという。CMはこのアドリブものと台本ものを両方収録しパイロット側に見せて決定することになり、アドリブものが採用決まった結果成功で、万年筆飛ぶよう売れ経営危機脱して大量解雇回避できた)。また、巨泉同書でこの台詞について「(自身の二大趣味であった俳句韻律ジャズのアドリブ・リズムが結び付いて生まれたもの」「言葉にとくに意味はなく、なんとなく“短くて書き良い万年筆”というイメージ浮かべ良かった」「収録後に“台本のを放映したら、この会社ダメだな”と、マネジャー言った」「放映から数ヶ月後に会社パーティー招かれ社長労組委員長双方から感謝された(通常労使双方からこのように好意的に受け入れられることは皆無である)」と語っている。

※この「万年筆のCMに関するエピソード」の解説は、「大橋巨泉」の解説の一部です。
「万年筆のCMに関するエピソード」を含む「大橋巨泉」の記事については、「大橋巨泉」の概要を参照ください。

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