リニューアル以降の主な動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:42 UTC 版)
「新潟市新津鉄道資料館」の記事における「リニューアル以降の主な動き」の解説
リニューアル着手前の入館者数は2002(平成14)年度以降、年間8千人前後で推移していた。リニューアル後、市と秋葉区では2014年度の入館者数について目標値を「2万人」としていたが、開館後4か月弱の同年8月15日の時点で年度入館者2万人を達成し、同年度の入館者数は前年比の約5倍となる約4万6千人に上ったほか、県外からの来館者が約4割を占めるなど、入館者数を順調に伸ばしている。 また2015年(平成27年)7月20日には、愛媛県西条市に所在する四国鉄道文化館との間で姉妹館協定を締結した。これは当館本館のリニューアルと、同館南館の開館がいずれも1周年を迎えたことから、それらの記念事業の一環として締結されたもので、新潟市と西条市の間では、楽曲『千の風になって』にゆかりのある3市町と共同で2009年(平成21年)から実施している文化交流事業「千の風サミット」で交流が進められているのをはじめ、姉妹館締結1か月前の6月27日には災害時相互応援協定も締結している。締結式は同日、西条市の同館で篠田昭新潟市長と青野勝西条市長が出席して行われた。今後両館は、資料や展示品の相互貸借や観光情報などの発信で協力するほか、集客に関する情報、ノウハウの相互提供や人的交流などでも連携が進められる。 静態保存車両についても2015年(平成27年)夏、同年春まで特急「いなほ」「北越」などで運用されていた485系電車の先頭車両(もと新潟車両センター所属・T18編成、クハ481-1508)と、同年春まで主に上越線や只見線、信越本線の上越市周辺区間などで冬季の除雪作業にあたっていたDD14形ディーゼル機関車332号機(もと長岡車両センター所属)の2両をJR東日本から譲受して輸送・搬入のうえ、同年7月18日から3日間限りで特別公開を実施した(その後は上屋新設等のため公開休止、10月3日より一般公開を開始)。 さらに上記4両に加えて、2017年(平成29年)夏、新潟県内の各路線で半世紀近くに渡って運用されている(2022年3月11日を以って運用終了)115系(クモハ115-1061)と、東北新幹線・上越新幹線で運用された2階建て車両「Max」E4系(P1編成・新潟方8号車:E444-1)の2両を譲受し、同年6月下旬に輸送・搬入された。 2018年(平成30年)9月、第一建設工業から上越新幹線・北陸新幹線のJR東日本新潟支社管内での安全確認に用いられていた軌道安全確認車「GA-100」(004号機)を譲受し10月より展示を開始、これにより保有車両数は計7両となった。
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