多くの疾患、特に成人病は一般に単一の原因では起こりません。(家族性を除く)高血圧、糖尿病、高脂血症、認知症いずれもが、体質にさまざまな因子が複合して発症すると考えられています。その個々の因子をリスク因子と呼んでいます。例えば、脳梗塞のリスク因子は、年齢・男性・高血圧・喫煙・飲酒などです。
リスク‐いんし【リスク因子】
リスク因子
リスク/リスク因子 (りすく/りすくいんし)
リスク因子(りすくいんし)
・年齢 (40歳以上)
・未婚 (30才以上)
・高齢初産 (30歳以上。未産を含む)
・遅い閉経年齢 (55歳以上)
・肥満 (標準体重の+20%以上・特に50歳以上)
・良性の乳腺の病気にかかった事がある
・家族に乳がんになった人がいる(母、姉妹、祖母、叔母までに2人以上)
・乳がんになったことがある
これらの多くはエストロゲン(女性ホルモン)にさらされている期間が長くなっているもので、エストロゲンとの関連性があります。リスク因子を軽くする対策としては、女性として生理的に自然なライフサイクル(結婚、出産、授乳)を送ることがあげられます。
リスクファクター
(リスク因子 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 00:41 UTC 版)
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リスクファクター(英語: Risk Factor。リスク要因、リスク因子とも)は以下の意で用いられる。
- そのままの意味で、リスクの要因または因子。
- 用例:「犯罪に至る者とそうでない者を分ける要因、すなわち犯罪のリスクファクターを8種類見出した」[1]
- (医学)ある特定の疾病を発生させる確率を高めると考えられる要素[2][3]。危険因子とも[3]。
- (経済・金融)現在価値の変動をもたらすもの[4]
脚注等
- ^ “新幹線殺傷事件「発達障害と犯罪」を強調した報道への大きな違和感”. 2018年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月16日閲覧。(原田隆之)
- ^ “リスクファクター(りすくふぁくたー)とは - コトバンク”. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月16日閲覧。
- ^ a b “リスクファクター(危険因子、risk factor)”. 池田光穂(大阪大学). 2017年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月16日閲覧。
- ^ a b “Ⅱ.市場リスクの把握と管理”. 日本銀行金融機構局. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月16日閲覧。 PDFにおける11ページ
リスク因子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 01:39 UTC 版)
成人リスク因子の評価にApfelスコアがある。小児では悪心の評価が困難であるため、術後嘔吐(POV)のリスクが評価されており、Ebertスコアがある。
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