モバイル‐ノート
モバイルノート
【英】mobile note, mobile note PC
モバイルノートとは、ノートPCのうち、持ち運びに便利であるよう設計された製品のことである。
モバイルノートという表現に厳密な定義はないが、本体サイズは一般的なノートPCよりも一回り小さく、軽量・薄型で、機能はシンプルである場合が多い。
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モバイルノート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 07:53 UTC 版)
PJシリーズ MT・MMシリーズ通称ムラマサ。メビウスムラマサの名は室町時代の日本刀「村正」に由来し、薄型のデザインを刀に見立てたもの。また、当初はシャープ社内で開発コードネームとして使用されていた。 PC-MT1シリーズ2001年発売。CPUはPentium IIIを搭載。この種のパソコンのバリエーションとしては珍しくCeleronは搭載されなかった。なお、まだクレードルなどの付属品も無い。OSは当初はWindows Meのみのラインナップであったが、のちにXPモデルも発売された。ただし、PentiumIIIといった普及型ノートパソコンに用いるCPUを採用したためか、後述のMM1シリーズなどと比べるとやや厚みがあった。 PC-MM1シリーズ2002年10月発売。初代モデルは15GBのHDDや、Crusoe867MHzのCPU、256MBのメインメモリなど、多くの機能を割り切り持ち歩くことに特化したモデル。 その後、CPUクロックの高速化、HDD容量の増量したモデルが派生する。 当時のノートPCとしては非常に薄く、軽く設計されている。 そのHDD容量の少なさを必要な物だけを持ち歩くというスタイルで補うように設計から提唱しており、充電、並びにDirectHDDの接続に使えるクレードルが添付されていた。クレードル自身はその薄さを強調して見える形にするように作ったと開発者は言っている。 事実、DirectHDD接続ケーブルはコンパクトな物であり、必要な大半の機能は本体に内蔵している。 DirectHDDは、本体がシャットダウンされた状態で電源が供給されていれば、本体の内蔵HDDをUSBマスストレージとして認識する機能である。なお、MURAMASA以外の通常のMebiusにも搭載されていた時期もある。この場合はクレードルは必要なく、パソコン本体に普通の小さなUSB端子があるのみであった。 PC-MM2/50F/60Fシリーズ。Crusoeの処理効率の悪さを改善したEfficeon(TM8600)を搭載したモデル。 ビデオチップも、MobilityRADEONに変更となり描画処理も高速化した。 Mobileスイッチを備え、画面輝度、CPUのクロック調整により、バッテリ稼働時間か、パフォーマンスかをスイッチで選択できるようになった。 本体の温度、実行負荷により、CPUクロックは自動調整される。 PC-MM70G/50GシリーズCMSにNXビットへの対応を追加。 MPシリーズMM2シリーズを基礎に、光学ドライブを内蔵したシリーズ。 efficion(TM8800)を採用。上位モデルでは、1.6GHzのクロックが用意されている。 本体が分厚くなったことにより、HDDは、1.8インチ5mm厚から、2.5インチの物になった。MURAMASAシリーズでは一貫してリカバリディスクを付属していたが、2.5インチHDDに変わったことで容量も大きくしやすいため他のMebiusと同様のHDDリカバリに変更された。 空冷ファンも実装され、ファンレスではなくなっている。 MRシリーズ CVシリーズ
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